徒然草(占い・岡山・東京・霊視)

    あなたを元気にしたい、それが私の願いです。

    特得徳。

    スーパーのチラシやショップなどで大売出しの時に特売日と言う言葉が良く使われていますが、これは何の気なしに見ているけれど「特売」の意味を考えたことは余り無いと思います。 「特売」とは辞書で引くと、期間を限って特別に安い値段で品物を売ることとなっています。

    お店を経営していると、ついお客様が来ない日が続いたら「定価を下げて集客」というパターンに陥ってしまいます。 しかし、お店を経営する以上は仕入れ~店舗の維持費~人件費など、さまざまな元手が掛かります。 それを無視してまで売り上げにこだわっても仕方が無いのに、どうしても純利益より売り上げに走ってしまいます。

    しかし、安売りを仕掛けて一時期は隆盛を誇ったダイエーがどうなったか、その現状を見れば安売りは長続きしないのです。

    「とく」と言う漢字は「特」だけではなく「得や徳」もあるのですが、人は何故か「特や得」の2つには反応するのに「徳」には余り反応できません。 特を優先しているとお金にばかり目が行ってしまいますし、得を優先していると自分が得ると言う事象ばかりに目が行ってしまいます。

    商売をしていると大手が来れば意識が負けてしまいがちですが、小さなお店でも大きなお店を相手にやりぬくことは充分にできます。 どんなお店や会社でも最初はひとりから始めるのですから、いざと言う時に「また、ひとりから始めよう。」 こう思えるだけで生き残り確率は上がるのです。

    「特」を前面に出すのは価値を金額に見出しているだけで、安く売ると言うだけの意味しかありません。 安くするだけなら利益を減らせば誰にでもできるので、これは創意工夫を何もしていないのです。 仕入先の安いところを探す~人件費を抑えて安くする、これらは誰かを泣かせて犠牲の上に成り立っているだけで、喜ぶ人が少ないやり方です。

    それに本当に買う気で来ている人は、その商品が目当てできているので価格には関係なく手にします。 その商品が欲しいと言うのは付加価値があるからで、購入するお客様が得したと思えば「特」でなくても買ってしまうものです。 商売でも何でも取引すると言うのは、あくまで「売るのはお店の都合」であり「買うのはお客様の都合」だというのを忘れてはいけないのです。

    「特」を優先する安売り合戦に参加してしまうと、とにかく回転しないと資金がショートしてしまうので、売り上げ至上主義でとにかく現金を入れるようになります。 それでも足りない時は銀行に借り入れをするのですが、借金する時点で商売は終わりなんです。 利益を充分に確保できていないし固定のお客様もいない、とにかく目先の回転率だけと言う状態では借金ができるのは当たり前で、お金を借りると言う時点で負けなんです。

    商売と言うのは売る気で接客するのではなく、買っていただく気持ちで接客するものです。

    お金を出すのは誰かと言われたら、それは自分ではなくお客様なんです。 お客様がお金を出してくださる以上は、お客様が喜んでもらえなくては何の価値も無いのです。 「どうしたらお客様に来てもらえるか?」 そんな小手先のことを考える暇があるなら、来ていただいたお客様に「どうしたら喜んでもらえるか?」を考える方が先です。

    人がお店に行く最大の理由は、そのお店に行きたいからです。 高い安いと言うのはお客様の気持ちが決めることであり、お店側が安いと思ってもお客様から見て魅力がなければ高いと思われるのです。 単価に見合う演出がなければ、それはいくら口で言っても相手の心を動かすことはできません。

    これを自分に当てはめて、「どうして自分は、そのお店に行きたいのか?」と言う部分に気付けば、会社やお店は自然と流行る状態にできるはずです。 それでも分からなければ、流行っているお店に言って自分の目で確かめる。 それくらいの行動力も無いのに、お店や会社を流行らせるのは無理なんです。

    売り込む(営業)のは二流であり、買っていただける(口コミ)というのが一流です。

    理想は何もしなくともお客様が来てくれることですが、何もしないと言うのはするべきことをした上で後は天に任せると言う意味です。 お店の掃除はきちんとする~制服はいつも清潔にする~言葉使いはキチンとする、こういう基本的な積み重ねをおろそかにせずキチンとすると言うことです。

    白鳥は優雅に見えるけれど、水面下では一生懸命に足を動かしているのと同じです。

    また、好調な時に陥りやすい落とし穴があるのですが、来ていただけるお客様は誰であろうと差別せずにお客様をバカにしないお店や会社で無いと、取引額が大きい人だけ優先するようでは情け無い人間性が露呈してしまいます。 こう言う考えでいる人は商品説明でもプロの説明をしておきながら、分からないのは理解しないオマエが悪いと言う裸の王様になるのです。

    人に話をする時には、プロの説明は必要なく「素人にも理解できる説明」が必要なんです。

    「特」は一時的には威力がありますし「得」も相手に利益を与えている間は大丈夫ですが、「特と得」は損得勘定や私利私欲が優先の為に長続きはしないのです。

    最後には「徳」を持って行動している、そういう人が一番強いのです。

    あなたはとくと言う字を、どの字に当てはめますか?

    (*_*、)ヾ(-ω- ) ヨシヨシ


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