
私は基本的に良いことだけ言おうと決めていますが、内容によってはどうしようもない場合も時としてあります。 そういう時は言いにくいし、言った所で変わらない未来に何を言えばいいのかわからないこともあります。
ある日の午前中に掃除をしていると、妊婦さんらしき人が予約無しで事務所へ来ました。 明らかに顔色が悪いので事務所の椅子で休んでもらい、その間に掃除などの準備を済ませました。
そして霊視カウンセリングに入ったのですが、そのAさんと言う女性は彼との結婚を親に反対されているとのことです。 彼の子供がお腹にいるし、どうしても彼と結婚したいから「ドコへ引っ越ししたら良いか?」と言う御相談でした。
私は親の意見が全て正しいとは思わないタイプですが、今回の件は明らかに親の意見が正しいように視えます。 彼を霊視した感じでは無職に視えるしDVもあるように視えるのですが、Aさん自身が「そんなことはありません。 それよりもドコへ引っ越したら良いですか?」と聞かれるので、仕方なく無難な答えである「彼の実家」とお答えしました。
その彼の実家と言うのが県北なんですが、家や畑があるので食べる分には困らないだろうから、子供が産まれても住居と食料は確保できるだろうと思ったのです。
しかし、私の霊視はどうやら当たっていたようで、子供が産まれたと言うのに彼は実家で働きもせずにゴロゴロしてばかりです。 彼の親は「あんたが嫁としてしっかりせんから、うちの子が働かんのじゃ。」と、毎日~毎日Aさんを責め立てて子育てと言葉の暴力にAさんはノイローゼになりそうでした。
そんな生活に耐え切れなかった大晦日の夜、Aさんは彼や義父&義母の度重なる言葉の暴力に耐え切れず家を飛び出してしまったのです。 しかし、親の反対を押し切った以上は実家に戻るわけにも行かず、携帯もお金も無い状態ではどうしようもなく途方にくれていました。
「もう、死のう…。」
Aさんは子供を抱いたまま真っ暗な国道180号線を歩いて死に場所を探していると、一台のタクシーが通りかかりました。 運転手さんが下りてきて、「あんた、どこ行くの? こんな夜中に子供が風邪引くから、乗って行きんさい。」 見ず知らずの運転手さんが、Aさんを強引にタクシーに乗せたのです。
そして道中に運転手さんがAさんに、「人生はね、辛いことの方が多くて、ホンの少しだけ良いことがあるから、良いことが嬉しく感じられるんだよ。 あんたも辛いことがあるのかもしれないけれど、子供の為にも生きなくちゃダメだよ。 人間はね、生きていればいつか良いことがあるからね。」
運転手さんはゆっくりと静かに、Aさんを諭すように話をしてくれたそうです。
Aさんは辛くて悲しくて仕方が無かったのですが、その話を聞いているうちに救われたような気持ちになり、タクシーの中で子供を抱きしめたまま涙が止まらなかったそうです。 そしてAさんは実家の住所を言って運転手さんに連絡してもらい、生きる道を選んで岡山市の実家まで運転手さんに送ってもらったそうです。
しかし、家族の反対を押し切って駆け落ち同然で家を飛び出したAさんは、いまさら父や母に助けを求めるなんてどうしたらいいのかと家の前で立ち尽くしていました。 運転手さんも「大丈夫だから、入りなさい。」と言ってくれるのですが、Aさんはナカナカ足が進みません。
その時、いきなり玄関のドアが開いて怖い顔をした父親が、「早く中へ入りなさい、子供が風邪を引いたらどうするんだ!」 いつものように怒鳴りましたが、その怒鳴り声がAさんには何故か温かく聞こえたのです。
「お父さん、ごめんなさい…。」
Aさんは父親に謝りながら家に入れてもらい、すぐに母親が子供をお風呂に入れる準備を始めてくれて、Aさんは子供を母親に預けると張り詰めていた緊張の糸が切れたのか、それとも落ち着ける場所へたどり着くことが出来た安心感からか気を失って倒れたのです。
翌日の朝、気が付くと自分の部屋の布団の中にいました。 そしてAさんは頭がボーとする感じがしましたが、子供のことが気になって居間の方へ向かいました。 すると孫を可愛がる父と母の姿が飛び込んで来たので、Aさんは自分が迷惑を掛けてしまった後悔と反省で再び泣いてしまいした。
「おい、もう泣くな。 ここはお前の家なんだから。 それにこの子はオマエにそっくりで、本当にかわいいなぁ~。」 父親が精一杯気を使って話す様子に、Aさんは感謝の気持ちで胸が一杯になったのです。
その後のAさんは再婚して幸せをつかむ未来を歩いていますが、結婚する前に相手のことを見極めるのはとても大切です。 お付き合いの最中は良い人だけれど結婚したら悪い人と言うのでは、悔やんでも悔やみきれない結婚生活になるのです。
あなたは結婚生活を始める前に、相手の真実を理解できていますか?
(*ノ_<*)エーン
ある日の午前中に掃除をしていると、妊婦さんらしき人が予約無しで事務所へ来ました。 明らかに顔色が悪いので事務所の椅子で休んでもらい、その間に掃除などの準備を済ませました。
そして霊視カウンセリングに入ったのですが、そのAさんと言う女性は彼との結婚を親に反対されているとのことです。 彼の子供がお腹にいるし、どうしても彼と結婚したいから「ドコへ引っ越ししたら良いか?」と言う御相談でした。
私は親の意見が全て正しいとは思わないタイプですが、今回の件は明らかに親の意見が正しいように視えます。 彼を霊視した感じでは無職に視えるしDVもあるように視えるのですが、Aさん自身が「そんなことはありません。 それよりもドコへ引っ越したら良いですか?」と聞かれるので、仕方なく無難な答えである「彼の実家」とお答えしました。
その彼の実家と言うのが県北なんですが、家や畑があるので食べる分には困らないだろうから、子供が産まれても住居と食料は確保できるだろうと思ったのです。
しかし、私の霊視はどうやら当たっていたようで、子供が産まれたと言うのに彼は実家で働きもせずにゴロゴロしてばかりです。 彼の親は「あんたが嫁としてしっかりせんから、うちの子が働かんのじゃ。」と、毎日~毎日Aさんを責め立てて子育てと言葉の暴力にAさんはノイローゼになりそうでした。
そんな生活に耐え切れなかった大晦日の夜、Aさんは彼や義父&義母の度重なる言葉の暴力に耐え切れず家を飛び出してしまったのです。 しかし、親の反対を押し切った以上は実家に戻るわけにも行かず、携帯もお金も無い状態ではどうしようもなく途方にくれていました。
「もう、死のう…。」
Aさんは子供を抱いたまま真っ暗な国道180号線を歩いて死に場所を探していると、一台のタクシーが通りかかりました。 運転手さんが下りてきて、「あんた、どこ行くの? こんな夜中に子供が風邪引くから、乗って行きんさい。」 見ず知らずの運転手さんが、Aさんを強引にタクシーに乗せたのです。
そして道中に運転手さんがAさんに、「人生はね、辛いことの方が多くて、ホンの少しだけ良いことがあるから、良いことが嬉しく感じられるんだよ。 あんたも辛いことがあるのかもしれないけれど、子供の為にも生きなくちゃダメだよ。 人間はね、生きていればいつか良いことがあるからね。」
運転手さんはゆっくりと静かに、Aさんを諭すように話をしてくれたそうです。
Aさんは辛くて悲しくて仕方が無かったのですが、その話を聞いているうちに救われたような気持ちになり、タクシーの中で子供を抱きしめたまま涙が止まらなかったそうです。 そしてAさんは実家の住所を言って運転手さんに連絡してもらい、生きる道を選んで岡山市の実家まで運転手さんに送ってもらったそうです。
しかし、家族の反対を押し切って駆け落ち同然で家を飛び出したAさんは、いまさら父や母に助けを求めるなんてどうしたらいいのかと家の前で立ち尽くしていました。 運転手さんも「大丈夫だから、入りなさい。」と言ってくれるのですが、Aさんはナカナカ足が進みません。
その時、いきなり玄関のドアが開いて怖い顔をした父親が、「早く中へ入りなさい、子供が風邪を引いたらどうするんだ!」 いつものように怒鳴りましたが、その怒鳴り声がAさんには何故か温かく聞こえたのです。
「お父さん、ごめんなさい…。」
Aさんは父親に謝りながら家に入れてもらい、すぐに母親が子供をお風呂に入れる準備を始めてくれて、Aさんは子供を母親に預けると張り詰めていた緊張の糸が切れたのか、それとも落ち着ける場所へたどり着くことが出来た安心感からか気を失って倒れたのです。
翌日の朝、気が付くと自分の部屋の布団の中にいました。 そしてAさんは頭がボーとする感じがしましたが、子供のことが気になって居間の方へ向かいました。 すると孫を可愛がる父と母の姿が飛び込んで来たので、Aさんは自分が迷惑を掛けてしまった後悔と反省で再び泣いてしまいした。
「おい、もう泣くな。 ここはお前の家なんだから。 それにこの子はオマエにそっくりで、本当にかわいいなぁ~。」 父親が精一杯気を使って話す様子に、Aさんは感謝の気持ちで胸が一杯になったのです。
その後のAさんは再婚して幸せをつかむ未来を歩いていますが、結婚する前に相手のことを見極めるのはとても大切です。 お付き合いの最中は良い人だけれど結婚したら悪い人と言うのでは、悔やんでも悔やみきれない結婚生活になるのです。
あなたは結婚生活を始める前に、相手の真実を理解できていますか?
(*ノ_<*)エーン
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