徒然草(占い・岡山・東京・霊視)

    あなたを元気にしたい、それが私の願いです。

    トイレの話。

    おはようございます。 今日から仕事始めの方も多いと思いますが、あなたの未来は明るいのだから素晴らしい一日となるはずです。 私は素敵なお客様の笑顔を見るだけで、毎日が感謝の日々で活力の基となります。

    さて、今日は薀蓄系の話になりますが、私は県北の田舎で生まれ育ったので倉敷や岡山が都会に見えるとブログにもよく書きます。

    コレは実話なんですが、私が小学校3年生の時に道の舗装道路化が始まったので、それまでは雨上がりに水溜りが数多くできるような道でした。 自転車もスピードが出せる道ではないし、歩くのが一番無難な感じでした。 学校も親が車で送ってこなければ通えない生徒もいましたが、この感覚は普通の人は想像できないと思います。

    そして各道路を舗装にする時に町で唯一のバイパス建設も始まり、今までの民家と民家の間を車が通り抜けていたのを、一気に通れるように変更したのです。 そして町の出入り口に当たる場所のバス停を、コレを読んでいる人なら普通に思う程度には綺麗にしました。 それまでは道のそばに停留所を示す看板があっただけで、バス停と呼べる程でもありませんでした。

    その時に町で初めての公衆トイレがバス停の後ろ側に出来たのですが、この公衆トイレは開設後3ヶ月で閉鎖されました。 (何故?開設後3ヶ月で閉鎖されたのかは、後半までお読みくださいね。)

    今日は後半に繋がるように公衆トイレについての説明ですが、公衆トイレとは使用者を特定せずに広く一般に開放されている共用トイレのことを言います。 主に地方公共団体が街頭や公園などに設置&管理する場合が多いのですが、国の外郭団体が設置する国立公園内の公衆トイレや商店会など民間が設置管理する場所もあります。

    公衆トイレは公共の場所でもある為に個人宅のトイレとは違い、個室~手洗い&化粧直しの為の洗面台が必ず分割されています。 そして個室に備えられた便器の形状は和式&洋式の両方があり、以前は和式が主流でしたが一般家庭での洋式の普及により洋式が多いか~もしくは洋式のみと言うことも多くなりました。

    一般家庭では楽な姿勢から洋式が好まれるのですが、公衆トイレにおいては不特定多数の人間の肌が便座に直接触れることから和式を好む人が多いようです。 (その為、使い捨て便座シートや消毒液などが設置されているトイレもあります。)

    また、駅や観光地では個室内に幼児を座らせておく椅子や、ベッドを備え付けたりおむつを替える為のベビースペースを設けている所も多く利便性が格段に向上しています。 そして手洗いの水の出しっぱなしを防ぐ意味で自動水栓を備えることも増えてきていますし、観光地では観光名所にあわせてデザインされている場合も多いです。

    基本的に公衆の為に無料で開放されているのが公衆トイレですが、衛生面を考えると管理運営には経費が掛かります。 これを税金だけで管理をすることが困難になって来ているので、有料化が試行されるようになりました。 主にチップトイレと言われるもので、使用者が任意の料金を支払うというシステムになっています。

    当然のことながら採算に見合うには多くの使用者が見込まれる場所であることが望ましいので、大型のターミナル駅に設置されていることが多いです。 東京だとJR新宿駅東口にあるのですが、欧米の公衆トイレはこの方式が一般的です。

    世界最古の有料公衆便所は西暦74年にローマ帝国で設置されたもので、これはウェスパシアヌスが内乱後に財政立て直しの為にしたものです。 コレは政治的なライバルたちの嘲笑を買ったのですが、それに対する反論として「Pecunia non olet(金は臭わない)」と言ったのは有名な話です。

    さて、なんで私が生まれ育った地域で初めて設置された公衆トイレが「開設後3ヶ月で閉鎖」されたのか、その謎解きですがいくつかの条件が重なったということがあります。

    まず、この公衆トイレはバスに乗る人だけが利用するのではなく、この公衆トイレの周りに家のある人たちが次々と使ったのです。 つまり、自分の家のトイレを使わずに、用を足す時には雨が降ろうが風が吹こうが、必ずこのトイレに来ていたのです。

    では、なんで自宅のトイレを使わずに公衆トイレを使うのかと言えば、私の生まれ育った地域は汲み取り式だから汲み取り時に町役場へ手数料を払う必要があります。 自宅のトイレを使うと汲み取り費用は自分で払うのですが、公衆トイレならば汲み取りは町役場がするので「無料(タダ)」で使えます。

    だから、朝や夕方などは公衆トイレの前に必ず行列が出来ていたのですが、それは近所の人が入れ替わり立ち代り公衆トイレで用を足していたからです。 少し離れた家の人でも自動車や自転車で用を足しに来ていたので、コレだけでもかなりの人が公衆トイレを使用していました。

    更に町の出入り口に当たる場所だったので、学校や会社から家に帰る前に公衆トイレで用を足しておけば1回分節約できます。 祖父母に両親に子供1人で暮らしている計算で行くと、会社や学校の帰りに1回使用するだけで一家族に付き毎日最低5回は節約できます。 (つまり、公衆トイレならば汲み取り手数料がタダだから、自分のお金を使わなくていいと言う考え方です。)

    ここまで読んでわかったと思いますが、この公衆トイレは使用される頻度が尋常ではありませんでした。 単純に考えても「バスの利用者~近所の人々~通勤通学の人々」と使いまくっていたから、早ければ4~5日で公衆トイレのタンクが一杯になっていたのです。

    公衆トイレは10石くらいの容量で余裕を持って作ることが多いのですが、町役場もいくら公衆トイレとは言えコレだけ使われたらたまらないので3ヶ月で閉鎖したのです。 たまたま土日祝など休みに重なると役場が休みで汲み取りをしない為、内容物がタンクから溢れて町道へ流れ出していたこともあります。

    なお、1石は約180リットルなのでタンクの容量は1800Lになりますから、町の人々が毎日~毎日どれだけ使っていたのか御想像通りです。 いくら田舎でも毎日200人以上が使っていたら、そりゃあ~トイレのタンクも心情的にはたまらないけれど、容量的には溜まると思います。

    あなたは公共施設の大切さを、どのように考えますか?

    Σ( ̄ロ ̄lll) ナンジャコリャア~!

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