徒然草(岡山・東京・山崎かずみ)

    あなたを元気にしたい、それが私の願いです。

    手に職。

    おはようございます。 今日も素敵なお客様には笑顔でいて欲しい、あなたの素敵な笑顔により癒される方が周りにはたくさんいるし、その先にはあなたが関わりを持つ多くの方々との縁があるので、未来へ向けて元気で明るい一日を過ごして頂ければと願います。

    日本の未来はどうこう言っても国民性により支えられているのですが、日本が攻撃性の強い国民性ですぐに恫喝や暴力なんてことをしていたら、どこかの国のように表向きは仲良く~裏でボロカスに言われることになりますが、基本的に争いを好まない国民性だから大目に見て貰えることが多いです。

    それと同じく手先の器用さは日本人のDNAにより大概は備わっていて、小さい時からの生活環境により優劣の差が出てくるのは別として、大概の日本人は手先が器用です。

    ただし、意外と裕福な家の子どもは手先が不器用ですが、それは自分でしなくても大丈夫だからで、欲しいモノは買って貰えるから作る必要がない、こういう点では私のように貧乏な家の方が何でもできるようになります。

    子どもがいる方は当然ながら親と言う立場になるのですが、親の立場からの相談で多いのは「子どもの未来」についてが一番多く、その内容も「将来、ウチの子どもが働く場所はあるのでしょうか?」に集約されて、子どもたちが働いて~暮らして行けるのかどうか、ここのところの御相談が多いのは子どもへの愛情が溢れる質問だと思います。

    今の日本は大人たちが欲呆けして日本の未来を捻じ曲げたことで、製造業を海外へ移転させて~税金を上げて~失業率を上げてと散々にしました。 このままでは大変だと選択ミスに気付き始めた人もいるからまだマシですが、いかに早く修正できるか~いかに自分の生き方を早く見つけるか、そういう反省と開拓に未来は掛かっています。

    人は働かないと生きていけないのですが、日本ではニートでも親が面倒をみる⇒親が亡くなっても遺産や保険金で食っていける、おまけに生活保護は簡単に騙せるから近未来で1000万人が生活保護、ようは日本の人口の13人に1人が生活保護になるから、先のことを考えないなら心配無用です。

    しかし、このブログを読んでいる素敵なお客様は、上記のような自堕落的でアホな考えではないからこそ、子どもの未来~惹いては日本の未来へ考えが及ぶのだと思います。

    では、日本の30年後に働く場所が残っているのか、その答えは「オンリーワンであるなら大丈夫」と言う答えになります。 以前から愛知県内の製造業が日本の動向と書いていますが、特にトヨタ自動車とトヨタの下請け(2次下請け⇒3次下請け)が、日本の平均的な技術と生産能力を示していて、平均70~80点をキープしているから決して悪い製品ではないけれど、飛び抜けて良い製品でもないのが愛知県内の製造業の特徴です。

    つまり、愛知県内の製造業(下請け含む)が海外へ移転し始めると、日本の製造業も同じような道を辿ることになります。 何故なら日本の製造業の70%は自動車に関することで、それ以外の工場はオンリーワンの技術を持っていて車に関係なく生き残れるので、平均と言う意味で愛知県が一つの指針となるのです。

    愛知県内の製造業が海外へ移転しないのであれば国内の製造業は持ち堪えられる、愛知県内の空洞化が進めば他の国内製造業も持ち堪えられない、昔は自動車産業が花形で車に関する部品を作っていれば食べていけたけれど、車産業におんぶにだっこの工場は苦戦が続くと思います。

    これは愛知県だけではなく地元へメーカーの自動車工場がある県は同じで、岡山県も三菱自動車と取引しているだけで技術開発をして来なかった、三菱一本で偉そうにしてきた過去の実績しかない工場や運送業は斜陽まっしぐらで、倒産しても仕方がない状況となります。

    逆に自動車産業と関係を持つことが出来なかった、そういう工場は独自の道を進むしかなかった、昔は自動車と関われないことで辛い思いをしていた工場ほど、今は独自の技術により自動車産業に関係なく活躍しています。

    例えば、東京の墨田区なんてオンリーワンがゴロゴロいて、刺しても痛くない注射針もそうです。 これにより糖尿病患者の方々はインシュリン注射で痛い思いをせず楽になり、しかも注射針と言う消耗品だから毎日毎日山のように注文が入り、これは原理を分かっていても誰も真似できない個人が経営する町工場独自の技術です。

    そして砲丸投げの鉄球については、オリンピック競技におけるシェアは100%で日本製以外は誰も使いません。 日本製が余りに良すぎるので色々な嫌がらせが世界陸上競技連盟からありますが、それでも日本製は嫌がらせを乗り越えてシェア100%です。

    愛知県内にも自動車関連からの脱却を試みている工場があり、ここは海外移転を考えなくても済むでしょうが、それ以外のトヨタ頼みの工場は昔の良い時代に甘えていたことを忘れて、不平不満ばかり言うから海外移転の流れが止めにくいのです。

    今や14ヶ月待ちの超人気商品「水を使わなくて済む鍋」のバーミキュラ、これは愛知県の町工場で作られています。 販売はデパートや商社が行っていますが、この工場だけの特殊技術でまさにオンリーワンです。

    また、昔から日本にはプレス機の絞りと言う技術があり、昔は必要とされていたけれど1980年頃には不要となりました。 ところが携帯電話の電池、この電池を作るには日本の絞りと言う技術が必要で、これにより絞りの技術が復活しました。

    このように日本独自の技術を編み出している、それも編み出すと言うより元々あった技術を有効利用する、それにより見向きもされなかった技術がオンリーワンになり、その技術力と言うのは遡れば江戸時代にはほぼ確立されていたものばかりです。

    もしも自分の子どもに苦労をさせたくないと本気で思うのであれば、大学を出てプライドだけの大企業へ就職させるよりも、オンリーワンの技術を持つ町工場へ就職させて、手に職(技術)を付ける方が明らかに生き残れます。

    あなたは手に職を付ける、そのありがたさに気付いていますか?

    “ヘ( ̄ー ̄ )オイデオイデ



    お知らせ:出張の為、ブログの更新は30日(火)より再開いたします。 いつも御予約頂き、本当にありがとうございます。 m(__)m
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