徒然草(岡山・東京・山崎かずみ)

    あなたを元気にしたい、それが私の願いです。

    ガガ様。

    おはようございます。 昨日も無事に東京より帰ってこられましたが、これもひとえに素晴らしいお客様方のおかげで、素敵なお客様がいるからこそ運命の後押しがあると思います。

    今回の東京出張ではLADY GAGA(ガガ様)のコンサートへ行ってきましたが、内容が素晴らしく笑いあり涙あり感動ありで、残念ながら真似できるアーティストはいないと思いました。

    昨年は和田アキ子さんが「ガガの義捐金少ないよね。 稼いでいるんだから、もっと出せばいいのに。」と言いましたが、和田アキ子さんが義捐金を出したと言う話を聞きません。

    更に驚いたのは全てが肉声でクチパクが一曲も無く、その声量と音程の正確さにまさにモンスター級だと思いました。 和田アキ子さんが「ガガはクチパク、本当に声を出せるわけがない。」と言っていましたが、自分がクチパクだから相手も一緒と思うのは間違いです。

    さて、コンサートのセットリストや曲については、マスコミも含めて色々な方が報道するでしょうし、内容の素晴らしさは誰が見ても驚嘆する程のレベルでした。 今さら他の人と同じことを書いても仕方がないので、今回はガガ様のMC(演奏の合間に話をすること)を中心に書いてみます。

    コンサートへ行く時に決めていること、それは席の位置で「アリーナ20列目以内(出来れば最前列)」か、「一番後ろの中央かステージサイド」を好んで取ります。 真ん中辺の中途半端な場所ではなく、どうせなら一番前の方か一番後ろやステージサイドの方が見やすいと感じるからです。

    今回はアリーナの中央の少し左よりで、花道の前の辺りで見ていました。 オールスタンディングなので後ろからどんどんと押されて、小柄な人だと潰されるかと言うくらい押してきて群集心理は恐ろしいです。

    コンサートは約10分遅れで始まり、マスクを付けたガガ様が馬に乗って登場、そして半円になった花道をガガ様が回る感じで3曲ほど歌いMCに入りました。 (大半は英語でしたが、一部日本語もありました。)

    MC①:「日本の皆様、こんばんは~! こうやって日本に呼んでもらって、そして私のコンサートに来てくれてありがとう~! 昨年の日本では色々あったけれど、こうやって日本に呼んでもらって感謝していま~す。 日本にくることは私にとって、すごく意味のあることです。」と軽くコメント、そしてしばらくは歌とダンスの驚異的なパフォーマンスで、これはDVDが出たら買って見て頂くしかない、文章で表現できるようなものではないと思いました。

    MC②:「今回のツアーでも古城や古代の街のセット、そして衣装やダンサーなど、お金がかかってしょうがないわ。 でも、みんなが楽しんでくれる為なら、惜しくないわ! 今夜は思い切り楽しんでくださいね。 王女や王子のような素敵なみんなに会えて、とても嬉しいわ!」

    そして文章や口で表現するのは難しいのですが、バイクとピアノとガガ様が合体して弾き語りをすると言うパフォーマンス、ガガ様のピアノはトップレベルですが、あの不安定な状態で弾き語りが出来るとはピアニスト顔負けです。

    そのバイクにまたがってMC③:「昨年の大震災が起きた時の映像を見た時に胸が張り裂けそうで、何とも言えない感情が湧き起こり精神を保つのに大変だった。 日本の人々に親切にして頂き、日本の人々が応援してくれているのに、私に何が出来るのかと考えました。」と、ここでガガ様の言葉が詰まり涙されていました

    MC④:「これからも復興する為には長い長い道のりが待っていると思うけれど、必ず希望の光は見えるはずだから、未来へ向かって一緒に歩んで行きましょう!」

    そして曲と曲の間やMCの最後に「愛してま~す! 東京!」や「愛してま~す! 日本!」など、復興への言葉を日本語で語ってくれることも多く、MCを聞いていると自然と涙がこぼれてきて更にガガ様の人間性に魅了されました。 日本人が逃げ出す日本へ来てくれる、そして日本人が悪く言う日本を世界へアピールしてくれる、日本人として感謝の気持ちで一杯です。

    ただ、少し残念なことがあり、現在のワールドツアーは韓国⇒香港⇒日本で日本は三番目ですが、アリーナに居る日本人のマナーは「中国や韓国のことを悪く言えない」と感じさせる状態でした。

    何故なら「スマホ、携帯電話、iPad、GALAXY、デジカメ」などで、コンサート中にガガ様を撮りまくっていたし、押し合い圧し合い割り込みなども多発したからです。 このマナーの悪さをブログに書いている人も多いのですが、係員も静止できるような状態ではなく、アリーナ花道周辺の人はほとんどが動画撮影をしていました。

    本人たちが堂々とツイッターやブログに載せていますが、その違法行為をしている人たちの言い分は、「撮影禁止と書いていなかった&皆がしていた。」と子どもみたいです。 YouTubeで「ガガ さいたま」で検索すると、アリーナから撮影した違法動画がたくさん出てきますが、その画面にも多くの人が撮影している様子が映し出されています。

    撮影OKだったと言い訳している人もいますが、入口では荷物チェックもありましたし「撮影禁止」の立て看板もありました。 ライブに行く人なら御存じかと思いますが、人気のあるアーティストで「撮影OK」と言うライブは存在しません。

    コスプレをしている人は純粋な気持ちだなぁと感じるのですが、違法行為をしている人たちはごく普通の格好で、ガガ様のファンと言うより「流行に乗り遅れない為に」と言う気持ちで来ていたように視えます。

    また、私の左斜め前の方でピンクのでかいプラカードを上げている男がいましたが、もしも自分の前の人がでかいプラカードを掲げて、ステージが全く見えなかったらどう思うのか、他人に迷惑を掛けている時点でガガ様のファンではありません。

    ガガ様のMCは素晴らしい言葉の数々でしたが、一番心に痛かったのは「みんなは生まれながらに、自由と言う名の権利を持っているわ。 でもね、自由と言うのはルールを守るからこそ成り立つものよ。」と言う言葉で、これをどのように受け取るかは人それぞれですが、日本人のマナーの悪さを目の当たりにしているから余計に心へ響きました。

    今回は取材パスを出していないから、マスコミや芸能人も一般席しかありません。 会場にいた芸能人は、AKB(板野、篠田、高橋など多数)、はるな愛、関根麻里、YOSHIKI、日テレやフジの女子アナがいて、詳しく書きませんが相変わらず芸能人のマナーは最悪です。

    ただし、アリーナはマナーの悪い人やマナーの悪い芸能人に遭遇することを乗り越えて、我慢できれば目の前にアーティスト本人がいる感動はナニモノにも変えがたいです。

    あなたはガガ様のステージ、見てみたいですか?

    °。゜(# ̄ ▽. ̄#) ハァァ~°。
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