徒然草(岡山・東京・山崎かずみ)

    あなたを元気にしたい、それが私の願いです。

    死刑囚。

    おはようございます。 今日も素敵なお客様は自由な生活を送れる、自由も無く管理された状態でもなく、何をするにも許可がいる訳でもないのは幸せ、そのことに自由を奪われるまで意外と気付けないのです。

    他人事と言う言葉があるように当事者になるまで自分には関係ないことで、災難が降りかかるまで危機意識は失われているから、イザと言う時に慌てるかどうかは歩んできた人生により違ってきます。

    普通は学校や職場や地域の知り合いに、殺人~強盗~傷害~放火~強姦~窃盗など犯罪者はいないはずですが、県北(小中高~工場~建設現場)の同級生や先輩後輩など、地元には一通りの経験者がいるので珍しく感じることはありません。

    某殺人事件を起こした先輩が刑務所の中から恩師に送ってきた手紙、それを見せて頂いたこともありますが、人を殺すと言うのは狂気の中の正気だからできるので、心理学的に言うと「箍が外れてはいるけれど殺す認識はある」から、事件当時は心身喪失状態だったと言うのは無罪になる為の作戦です。

    建設現場時代は刑務所帰りがゴロゴロいたから分かるのですが、「理屈は通じない、感情の赴くままに行動、反省と言う言葉が無い」と言う人たちを見たら、綺麗事は通じないと認識できます。 (殺人犯と一緒に仕事をした経験が無い人が、いくら綺麗事を語っても寝言と一緒です。)

    被害に遭わずに言うから綺麗事を言えるだけで、結婚式の前夜に彼女が集団で襲われたら、仕事から帰ると奥様と子どもが殺されていたら、それを気持ち良く許せる人は存在しません。 死刑反対と綺麗事を言うのは当事者ではないからで、当事者になってから綺麗事を言うべきです。

    死刑に賛否両論はあるけれど死刑囚の実態を普通の人は知らないと言うより、関係無い世界と認識して知らな過ぎるのではないかと思います。 基本的に死刑判決を受けた者の刑は死刑そのものですから、死刑執行に至るまでは刑の執行ではないとされて、執行までの期間の身柄拘束は刑務所ではなく拘置所になります。

    日本で処刑場のある拘置所は7ヶ所(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡)で、当然ですが保釈は一切認められずに死刑執行まで過ごします。 その拘置所内の日常生活は非常に恵まれて、日本は犯罪者に甘く被害者に厳しい国です。

    死刑判決を受けたものは拘置所内ので「居房」と言うところで生活しますが、独居房は床面積が約五平方メートル(畳3枚分)で、「流し台・便器・寝具・机・房内所持品」が置けるので、私のアパートより広くて良い生活です。 規則で室内を自由に動けないと言うけれど、一日中正座する訳じゃなく横になれないだけでほぼ自由です。

    表向きは拘置所に冷暖房設備は無いと言うのが建前ですが、人権保護団体が「犯罪者にも人権がある」とうるさいので、真面目に働いて節約生活をしている人より温々と生活しています。 そして死刑囚は自殺を防止する為に24時間テレビカメラで監視され、その為だけに税金で人員を配置しています。

    拘置所内では起床から就寝に至るまで決められたタイムスケジュールがあり、起床(7:00)~点検(7:30)~朝食(7:40)~昼食(11:50)~夕食(16:20)~点検(16:50)~
    就寝(21:00)となっていて、食事もバランスよく考えられた食事が3食でます。

    運動と入浴についても割と自由で、房外の運動も夏=週2回で冬=週3回(30分程度)できます。 広島で脱獄したのも自由を認めるからで、昔と違い今の刑務所や拘置所の中は犯罪者の人権保護をうるさく言う団体(人)のおかげで、かなり自由な行動が取れます。

    入浴は運動した日を除いて夏=週3回で冬=週2回できますが、通常の受刑者は集団で入浴するのに対して、死刑囚は関わりを持たせないと言う建前により一人でゆったりと入浴できます。

    独房は自由が無いと言うけれど、希望者には室内で座ったままできる軽作業(請願作業)が許可されて、月4~5千円の収入を得る事ができるので、日本は犯罪者天国と言われるのも頷けます。

    そして医療も充実していて、長期間勾留されて身体に障害(病気)が出てくると、昔は自業自得としてほっとかれたのですが、今は人権保護団体が人権を守れとうるさく抗議しまくるので、手厚く24時間医療体制を整えて病気になっても完全看護体制です。

    特に2009年の政権交代から死刑執行がストップして独房で温々と暮らすことができ、死刑執行がないのだから安心して脱獄にチャレンジできます。 脱獄に失敗しても死刑執行がないのだから、元の生活に戻ればいいと言う考えになり広島刑務所のような事件が起きます。

    死刑執行までの期間は「6ヶ月以内に死刑が執行される規定」があるにも係わらず、実際には確定から執行まで数年を要しています。 これは法務大臣にも関わらず「死刑反対」と言う大臣が政権交代後は多く、犯罪者は常に守られる天国となっています。

    PCや携帯やTVが自由に使えないだけで、それ以外は3食昼寝付きで冷暖房完備、おまけに24時間監視体制で異変が起きたらすぐに治療してもらえる、こんなことに税金が湯水のように使われています。

    受刑者一人当たりの経費は「服役囚は約350万円、死刑囚は約650万円」の税金が使われ、国民の大切な税金で犯罪者を養っています。 外国人犯罪者は国外追放で二度と入国できない、犯罪者の人権保護を止める、これだけで約4兆円が浮くので増税は必要ありません。

    刑務所にいる受刑者のうち「3割前後が外国人」と言う現実を考えて、国別犯罪者数を発表すると仲良くするべき国がよく分かります。

    建設現場で働いた経験+同級生&先輩後輩の行いを見た経験+地元での経験、この現実を味わった立場からすると綺麗事を言うのは経験したことが無い人で、犯罪者の人権保護をうるさく言うなら出所後の責任を持つべきです。

    あなたは死刑囚の生活を、知っていましたか?

    r(-◎ω◎-) 考え中…?
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