徒然草(岡山・東京・山崎かずみ)

    あなたを元気にしたい、それが私の願いです。

    人柄。

    おはようございます。 いつも素敵なあなたには幸運の光が降り注ぐはずですが、それはあなたの人柄が素晴らしいから運命の御褒美です。 その行いや笑顔など周りの人々が幸せになる、そういう人生を歩んで行けるのは幸せの第一歩です。

    私は色々な方々の御相談を受けていますが、いつも感じるのは人柄の素晴らしい人にはチャンスが巡ってくると言うことです。 チャンスと言うのは欲しがっていると巡ってこないモノだけれど、気が付いたらいつの間にか巡ってきたと言うのがチャンスです。

    御相談を受けていても成功するきっかけや復活するチャンスを得る人は、誰が見ても応援したくなるような人柄であることが多いです。 会社の経営に例えるなら、銀行に見放されても死にはしないけれど、取引先やお客様に見放されたら死んでしまう、ここでも最後にモノを言うのは人柄になってきます。

    あの手この手でお金を引っ張ってくることができる人は一時的には楽になるけれど、最後には火だるまになってしまいます。

    ところが借金は出来ないけれど誠実にコツコツとしている人は周りが見捨てないし、そもそも最初から困るような事態に陥りません。 借金は100万円なら100万円と言う風にお金そのものですが、人柄はお金に換算することはできないけれど1億~10憶と言う価値があります。

    人は誰しも困った時には神頼みをすることもあるかもしれませんが、現実問題としては「人は人に助けて貰う」と言うのが全てです。

    崖っぷちだと言うような緊急事態において救われた時、それは自分が助けた人が巡り巡って今の自分に降り注いでくれたと言う感謝があれば、いくらでもやり直しは出来るし復活の芽は出てくると思うのです。

    会社でも潰れるのは借金が返せないからですが、その優先順位を間違えるのは人柄が悪いからです。 義理や人情を大切にして迷惑を掛けてはいけないと言う気持ちが本当にあれば、会社が潰れそうな時にどうすればいいかはおのずと分かるモノなのです。

    人は人間関係が重要だと言うことは誰しも分かっているけれど、その人間関係を見誤ることが多いのです。 会社やお店でも潰れて行くのは見誤ることが多いからで、大切にしなければならない順番を間違えているのです。

    極端な話ですが銀行などの金貸し系のお金は後回しで返せばいいのですが、ついつい無理を聞いてくれる取引先や仕入れ先に返済の猶予をお願いするのが間違いの基です。

    会社やお店で怖いのは金貸しではなく信用を失うことで、取引先や仕入れ先やお客様に迷惑を掛けたら、残念ながら潰れるのを待つだけになるのを分かっていない経営者が多いのです。

    取引先~仕入れ先~お客様、この三者に迷惑を掛けて信用を失うと言うのは仕事ができなくなることで、金貸し系にお金を支払わずに失うのは家などの資産だけです。 資産と言うのは盛り返して再び作り上げればいいだけで、そんなものを失うのを怖がる人は経営の本質が分かっていないから遅かれ早かれダメになります。

    世の中の多くの経営者は車があるのにガソリンがないとか~ピストルはあるのに弾がないなど、表向きは良いように見えて裏へ回るとさっぱりと言う経営が多いです。 人間心理として仕方が無いことではありますが、人は困った状況になると今を守ろうとして未来を失うことが多いです。

    会社で言えば目先の手形を切って支払ったつもりになったところで、2ヶ月先~3ヶ月先には手形を落とさなければならないから、問題を先延ばしにしただけになってしまうのです。

    夫婦で言えばタマにはケンカするのもいいけれど、ケンカが終わればごめんなさいと言えば済むのことなのに、お互いが意地を張り合い「先に謝れ!」と言い始めてやがては離婚、これでは何の為の夫婦なのか意味が分からなくなります。

    どちらが先でも良いから素直にごめんなさいと言っておけば、「こっちこそ、言いすぎた…。」となり、次の日から変わらず平和な毎日が過ぎて行くはずです。

    人は意識の持ち方で変わることが一杯あるのですが、今を失うことで未来が開けることは多いのです。 今と言う時間の中だけで損得を考えるからダメになることも、今は捨ててもあきらめなかったことだけが、人生を大きく変えてしまうことに繋がるのです。

    生きて行く上で人柄ほど大切なものはなく、日頃からの人との接し方や相手を大切だと思う優しい心、そういう積み重ねてきた徳が協力や応援と言う助けの泉として後から湧き上がってくるのです。

    あなたの人柄は、どう思われていますか?

    ・・・(・・*)ノ ⌒◇ポイッ
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