徒然草(占い・岡山・東京・霊視)

    あなたを元気にしたい、それが私の願いです。

    パナソニックの未来。

    おはようございます。 今日から3月で2012年も早くも残り10カ月、「1月はいぬる、2月はにげる、3月はさる」と言うように、最初の3ヶ月は時間の流れを早く感じます。 悔いの無い人生を送る為にも、今年は昨年とは違う自分でいるようになれればと思います。

    さて、以前にも書きましたが「パナソニック、京セラ、トヨタ」は、2009年9月以降は苦戦が続くことをブログ上でも明言していました。 それが嘘ではなかった証拠に、「パナソニックの赤字が7800億円」と発表されました。

    表向きの理由はマスコミや経済評論家がまことしやかに語っていますが、「テレビ事業の不振・円高・三洋ののれん償却・タイの洪水・ヨーロッパの景気後退」など、こんなことは誰でも分かることで勿体付けて言うことではありません。

    パナソニック(旧松下電器)は松下幸之助氏が作り上げた企業ですが、松下幸之助氏に富があったことが松下政経塾を作る余力となり、それが今の日本をダメにしてしまったことと関係があります。

    松下政経塾により多数の国会議員を輩出した結果が今の日本ですが、それ以前に繁栄した大企業の驕りが真のパナソニックの姿ではないのか、パナソニックは下請け企業や社員を大切にしているのか、「人情なんかで金儲けできない」と言われるかもしれませんが、その辺のところが人として大切な部分だと思います。

    何が言いたいのかと言えば、パナソニックの赤字が7800億円と言う巨額になったのは、企業の存在理由が間違っているからではないのか、「てめぇは甘いんだよ」と言われるかもしれないけれど人情的経営は大切だと思います。

    日本の製造業で「ブルーカラー、ホワイトカラー」と言う言葉、これはブルーカラーが現場で製造している職人と職工のことで、ホワイトカラーとは設計や研究や経営陣のことを指して言います。

    工場で働いていたからよく分かるのですが、ホワイトカラーはブルーカラーを馬鹿にしています。 職人や職工をバカにしている驕りがあったから、多くの日本企業は韓国製品を馬鹿にする風潮となり、今や韓国製品に太刀打ちできなくなり総崩れを起こしました。

    驕り高ぶりは身を滅ぼすのですが、パナソニックの創始者松下幸之助氏は一介の職人から始まり、ホンダの創設者である本田宗一郎氏も職工でした。 スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツも大学を中退して、自分が作りたい機械やプログラム作りに熱中した職人です。

    日本のモノづくりの原点は「職人の質の高さ」にこそあり、職人は「自分が関わる製品でお客様に喜んでもらおうと、自分の腕を切磋琢磨してモノ作りに励む」が基本で、その職人をバカにする企業が生き残れるはずがありません。

    ネパールの首都カトマンズには立派な建造物遺跡がたくさんありますが、ヒンズー教のカースト制度により職人は低カースト層に属するから、あれだけの建造物を作る技術を持つネパールの職人の技術は消えました。

    それにより今では遺跡の補修さえままならない状態ですが、日本も松下政経塾の愚により2009年9月以降は職人が消えてゆく流れを作りました。 日本ではカースト制度などの縛りはありませんが、職業に対する偏見により職人が誇りを持てない社会では、「モノ作りニッポン」の未来は第二のネパールです。

    松下幸之助氏が設立した松下政経塾から輩出された多くの政治家が、期待に反して全く活躍できないのは「ホワイトカラーの悪い部分」だけを勉強(会得)して、ブルーカラーのことを知らないと言うより、知ろうともしない傲慢さと不勉強もひとつの要因です。

    生活保護~失業手当~子ども手当と貰うことばかりを期待して働かない人よりも、きちんと働いて生活している素晴らしい人々に対して差別なんてとんでもない話で、真っ当に働く人々の職業に貴賎はない、お互いがお互いの勤勉と努力を認めて支えあうことが、今の日本に足りないことではないかと思うのです。

    パナソニックが生き残るには松下政経塾を廃止して政治と関わりを絶つこと、そして基本のモノ作りに邁進して製造業の本筋へ軌道修正すること、更に現場の意見を大切にしてモノ作りのことは現場の職人さんに任せること、現場で働く人を大切にして社員を豊かにする会社へ原点回帰することです。

    ある大企業の社長が1965年(昭和40年)頃に語っていた訓示、これは良い内容なので長いけれど全文をお読み頂ければと思います。

    「天下の金・人・物を使う企業は、それに見合うだけの社会的プラスが、初めから予想されていると考えるべきであり、それが十分にできないのならば、いさぎよく人と金を社会に返して、他にもっと有効に活用してもらうことを考えた方がよろしい。

    これは資本の多い大会社ほど厳しく要請されねばならない。 かりにある大会社が、その経営規模にふさわしい適正な利潤を着々とあげておれば、国庫にも莫大な収入があることになり、それによって国民に大きな福祉を与えることになる。

    逆にその大会社が赤字を出したとしたら、政府も色々と援助しなければならない。 これには多額の費用がかかるが、これはすべて国民の税金から出されるのである。 差引き何と大きな国家的国民的損失であろう。

    こんなことは企業の社会的責任、使命からすれば、本当は許されないことだ。 赤字を出すということは、企業の国家的国民的な罪悪だといってよろしいかと思う。」と、これが1965年当時に行った訓示です。

    この社長曰く、大企業が赤字を出すのは最悪の罪で、赤字を出すなら会社を畳んで社会へ還元すべきと断言しています。 7800億円もの赤字出す企業は今すぐ廃業して、国家的国民的損失の責任を取るべき、このように語っているのです。

    なお、この素晴らしい訓示をした社長のお名前は松下幸之助さんと言いますが、身から出た錆~因果応報~自業自得などの諺は、まさに今ではないかと思います。

    あなたはパナソニックの未来、どうなると思いますか?

    ヾ( ̄o ̄;)オイオイ
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