徒然草(岡山・東京・山崎かずみ)

    あなたを元気にしたい、それが私の願いです。

    貧困ビジネス。

    おはようございます。 今日も素敵なお客様には幸せな週の始まり、月曜日から落ち込んでいたなら週の始まりが暗くなるので、嘘でも週末には良いことがあると思い込むのも手で、月曜日から暗くなるのは取りあえず避けるようにしておきましょうね。

    さて、年間で2千人を鑑定していると色々なお話をお伺いするのですが、その中でもドツボにはまっているのに本人は真剣そのもの、食い物にされているのに信じ切っているから救いようがなく、お話を聞いて心のストレスを少しだけ解消して終わりと言うのも多々あります。

    その一つが貧困に陥った、もしくは貧困にあえぐ女性につけこむ詐欺師が急増中で、マスコミでも「最貧困女子・失職女子・高学歴女子の貧困」など面白おかしく騒いでいますが、ここのところ「女子と貧困」を組合せたフレーズを見かける機会が多いです。

    それもこれも恋愛や結婚をしない道を選択した女性に多いのですが、1人で生きることに不安を覚えてしまうとハマりやすい、女性の弱い部分につけ込む悪質なビジネスが増えています。

    それが俗に言う「貧困ビジネス」で、これは貧困層をターゲットにしていて、その上で貧困からの脱却に資することなく貧困を固定化するビジネスのこと、文章にすると分かりにくいかもしれませんが、マスコミで流れている「ネットカフェ、住み込み派遣、ゼロゼロ物件、無料低額宿泊所、ヤミ金」など、経済的に困窮した社会的弱者を顧客として利益を上げる事業行為を言います。

    この「貧困ビジネス」の概念は、建前として「ビジネスモデル自体に問題があると言う前提」で作られた言葉です。

    これらのビジネスモデルが問題なのは違法行為であると言うだけではなく、そのシステムが非人間的な状態を続けさせて貧困層である当事者たちに、精神的にも肉体的にも苦痛な状況を強いるからとも言われます。

    この貧困ビジネスを行う企業や団体の多くは社会的企業を装っているのが特徴的、社会的企業は社会問題(地球的課題)の解決を目指し、社会変革を通じた社会貢献と企業の利益を両立させることを表向きは目的としています。

    しかし、貧困ビジネスは社会問題の解決ではなく、「社会問題の固定化」により利益を上げるので、実際は社会的企業の対極にある存在です。

    これは一般の人でも知識と理解さえあればすぐに詐欺と分かる一番のモノが、多くの女性を食い物にする「資格商法」で、貧困女子のほとんどが一度は引っかかっている資格ビジネスがのさばっています。

    資格取得費が5万~15万円ほどの女性向けの「独自認定系資格」で、これは就職に不安を抱える女性を食い物にして、暴利をむさぼっているのが悪徳資格商法業者です。

    これがうまくやっていると言うか紛らわしくして本物に見せかけると言うか、実在する資格や技能の類似名称(カタカナや英語表記)を付けて、実際には全く無価値な資格の取得を促す悪質極まりない業者も横行しています。

    これらの勧誘手口もかなり悪質でして、最近の流行は出会い系サイトに登録している女性が狙われていて、登録している女性の多くがフリーターや無職の方が多い傾向なので、詐欺師たちからはお金に困っている女性が多いと思われて狙われています。

    女性の方もネットのやり取りだけで信用しすぎ、「食事を奢ってくれるなら、会っても良いかな?」と警戒心をゆるめるクッション効果もあり、その勧誘営業員はイケメンで固めたデート商法に近く、対面営業に持ち込めば勝ったも同然と言われています。

    そのお金を出させる方法も焼畑農業みたいで後は野となれ山となれ、その女性の人生など知ったこっちゃないが本音です。

    年収が低くてローン組めない女性には、クレジットカードがあればショッピング枠で金券買わせて換金して払わせたり、カードのない女性には信販会社を紹介すると言って契約書を書かせて、○○ファイナンスみたいな名義から女性の銀行口座に現金を振り込みます。

    建前上としては「特定商取引法」により、何らかのケースによっては中途解約やクーリングオフも可能ですが、実際に支払ったお金を取り戻すのは難しいのが現実です。

    では、「騙されない為には?」ですが、重要なのは契約時に説明を鵜呑みにしないこと、慎重に契約内容を検討すること、契約者本人が印鑑を押さなくても契約が成立してしまう場合もあるので、言葉巧みに迫られても簡単に承諾しない、これに尽きるのです。

    当社の教材を使えば絶対合格しますや受講するだけで資格が取れますなど、こんな甘いセールストークにも注意が必要で、そんなに簡単に取れる資格なら他の人も取っているから、誰でも取れる資格を重要視して雇用する会社などない、その現実も知らずに資格を取ったと言っても意味がありません。

    これはマスコミにも責任の一端があるのですが、芸能人で言うと西村知美が資格をたくさん持っているとよくTV番組で紹介されていますが、あれこそ取得した資格のほとんどは認定資格で、どっかの誰かが勝手に作って認定したものを重宝してしまうのです。

    あの一覧で言うと運転免許類は確かに有効ですが、今の時代に自動車の免許を持っていても資格として有効かと言えば難しいです。

    例えば、看護師さんの場合は「厚生労働大臣」が発行している免許で、これは日本全国どこへ行っても通用します。 私が持っている資格27個も、電気工事士・危険物管理責任者・情報処理・クレーン・ホイスト・玉かけ・ボイラー・大型自動二輪などは日本全国通用、ほぼ県知事や大臣の発行した免許類です。

    ただし、私も何の役にも立たない資格は数多くありまして、そろばん・電卓・柔道・剣道・ラジオ音響技能などは、正直に言うと数を増やす為に取っただけで目的も意味もありません。 はっきり言うと柔道や剣道は取る必要も意味も無い、子どもにやらせても人間性とマナーが悪くなるだけです。

    何とか協会、何とか連合、何とか団体、こういう個人が勝手に発行している資格を取っても、全く意味が無いことはなく「知識の向上」には役立つけれど、「必要とされる」ような資格ではありません。

    これは占い師さんでも同じこと、「占い1級認定師、スピリチュアルカウンセラー1級、ヒーリングスペシャル認定師、レイキヒーラー特別認定師」など、ほとんどお笑いみたいな詐欺資格を取って自分は凄いとHPにデカデカと宣伝していますが、あんな詐欺に引っかかる占い師さんに鑑定して貰うのはレベルが同じだからです。

    最後に念押ししておきますが、「県知事や大臣などが発行した免許(免状や許可証など)」でない限り、その資格は「限りなくニセモノである」と知っておいても損はありません。

    あなたは貧困ビジネス、ご存知でしたか?

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    霊視カウンセリング 山崎かずみ
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