徒然草(占い・岡山・東京・霊視)

    あなたを元気にしたい、それが私の願いです。

    美味しいの基準。

    おはようございます。 今日も御飯を食べたら美味しく感じる、その味覚があるだけでも美味しいものを食べたと言う気持ちが溢れ出る、その美味しいものを美味しいと感じることが出来るならば、落ち込んだ気持ちを和らげてくれたりのきっかけの一つとなります。

    ただし、食べ物に関して「美味しいもの」を人に勧めるのは本当に難しい、これは特に感じることが多いことの一つで、最近は自分が行くお店を人に勧めにくくなりました。

    岡山県倉敷市で細々と鑑定していれば気付かなかったことですが、東京で鑑定をすると色々な県や地域からお越しになられて、それにより国・県・地域における味覚の差を本当に感じてしまうことがあります。

    例えば、東京で長いもを使ってとろろ汁と言えば出汁を使って溶きますが、青森など東北では味噌汁を使ってとろろ汁を作ったり、これは寒さが厳しいから体が温まるようにする為の工夫ですが、それだけ味覚には差があると言うことです。

    他にも例を出すと、お寿司屋さんで鰯と言えば「鰯か? 安いネタだな!」と、薀蓄を振りかざす馬鹿な男がしたり顔で言うかもしれませんが、本当の鰯とはもの凄く美味しい&高価な魚です。

    鰯と言えば安い魚だと思っている男は食の大切さが分からない大馬鹿者で、天橋立で仕切られた阿蘇海で獲れるマイワシは、「金樽鰯(きんたるいわし)」と呼ばれる宝物です。

    阿蘇海は天橋立で仕切られているので海水の出入りが少なく、鰯のエサとなるプランクトンが豊富な為、ここで育った鰯は外海物と比べ丸々太り脂も乗って、もの凄く美味しいのです。

    この金樽鰯には昔話があり、昔々のこと丹後の国に藤原保昌と言う殿様がおって、その殿様は阿蘇海に舟を浮かべて酒盛りをしていたところ、ある月の綺麗な晩に黄金の酒樽を舟に乗せて酒盛りをしていました。

    そして金の酒樽を太鼓代わりに叩いていたら鰯が舞い踊り始めて、ますます調子に乗って叩いていたら1匹の鰯が顔に当たり、その拍子に黄金の酒樽を海に落としてしまいました。 漁師達は殿様の落とした太鼓を網で拾い揚げようとしましたが見つからず、その代わりに黄金色に輝く鰯が沢山獲れました。

    それを食べた殿様は美味しさに喜び「海が潤うならば、酒樽はそのままで良いではないか。」と申されて、それから阿蘇海で獲れる鰯を金樽鰯と呼ぶようになりました。

    この金樽鰯は狭い海なので漁獲量も多くはなく、昔は交通が発達しておらず地産地消がほとんど、最近は京阪神の料亭などからの引き合いが多く獲れたら高値ですぐ出ていくので、地元でも滅多に食べられないほどになりました。

    この金樽鰯は築地でもキロ1300~1500円はする高級魚なみの価格ですが、鰯のことを知らない薀蓄野郎ならば「たかが鰯くらいで大層なことを言うな」と自分の無知に気付かないと思います。

    このように美味しさの基準は考え方によっても変わるので、「鰯は安いネタ」と言う考えに凝り固まっているなら、この金樽鰯を食べても鰯だとは信じないと思います。 それどころか自分の考えを否定されることを認めたくないばかりに、暴言を吐いたりして場の雰囲気を壊すこと請け合いです。

    そして御寿司と言えば通ぶって色々と薀蓄を重ねるのが鮪(まぐろ)ですが、よく「鮪と言ったら大間の鮪でなきゃ一流とは言えないね」など、自分が船に乗って漁に行った訳でもないのに、大間のマグロこそ最高と自慢する男たちが寿司屋へ行けばゴロゴロいます。

    では、意外と知られていない事実として大間の鮪は本鮪ですから旬は冬、ところが「大間では8~11月が水揚げ期間」で真冬には水揚げがない、それなのに冬になると大間の鮪と言う寿司屋が銀座には多いけれど、腕も無いのに看板だけで高い料金を取る金儲け主義もいい加減にした方が良いと思います。

    「えっ? でも、大間の鮪と言っているよ?」となるかもしれませんが、他所で取れた鮪を大間まで運搬して水揚げしたら大間の鮪、そして大間の鮪を冷凍して一年経って値が落ちたところで放出したものも大間の鮪と言えば嘘ではありません。

    つまり、大間と名が付けば「これが大間の鮪か!」と信じてしまうのですが、実は馴染みの寿司屋で常連にならない限り大間の鮪なんて、漁獲量から言っても本物はごく少数だから食べられません。

    私は大間の鮪を常連の方に紹介しているお寿司屋さんで一度だけ食べたことがあり、それも親方が普通の鮪と大間の鮪と両方を握って並べて見かけと味を食べ比べ、それで始めて大間の鮪が分かったと言う経緯があり、それも一年のうちで一度だけ入荷だから大部分の大間産はニセモノと言う悲しい現実です。

    だから銀座などでも大間の鮪なんて大部分がニセモノ、これが大間の鮪だと言われたら信じて食べるだけで、実際は本物かどうかは分かりません。

    このように味覚とは人によりそれぞれで美味しいお店を紹介するのは難しい、その人が小さい時に食べてきた記憶の味には敵わないし、自分が美味しいから人も美味しい訳ではないので、食を人に紹介は難しいから本当は余りしない方が無難です。

    例えば、知人~友人~家族などから「銀座で美味しい御寿司屋さんを教えて!」と聞かれたら、間違いのない回答としては「銀座久兵衛、すきやばし次郎、鮨よしたけ」と本やTVに出ているお店が正解です。

    誰かに飲食店を教える時に「正解の本質」は、自分が行きたいお店ではなく相手が行きたいお店を教えることです。 銀座でお寿司を食べたい心理は超高級な御寿司屋さんで、きらびやかに派手で豪華な空間に居る自分を想像して、ここで食べたと言う満足感を得たいからです。

    「銀座久兵衛、すきやばし次郎、鮨よしたけ」へ一見さんが行くと、「悪い食材を高い値段で出して接客も悪い」けれど、それでも相手から文句を言われることはありません。

    何故なら、高級店へ行ったことで満足して食材が良いか悪いかなんて判断はできないし、接客が悪くても「やっぱり、高級店の職人は気難しい、さすがだ!」と感心するだけ、TVや雑誌に出ているだけで後光効果が働き本質を覆い隠してくれます。

    仮に味や接客を冷静に判断できたとしても高級店の看板の前には、「たまたま、運が悪かっただけで、本当はもっと凄い筈。」と納得してくれるので、紹介するならTVや雑誌に出ているところで、「高い料金=美味しい」と騙される人が圧倒的に多いのです。

    自分が行きたい店ではなく相手が行きたい店を教える、それこそがトラブルにならない秘訣です。

    あなたは美味しいの基準、どこに置いていますか?

    (*`゚з´)b゙ チッチッチッ

    お知らせ:おかげさまで業務多忙の為、事務整理や掃除ができていないのでブログはお休みして6日(月)より再開しますが、鑑定は引き続き年中無休で行っております。 稚拙なブログをお読み頂き、本当にありがとうございます。 m(__)m

    予約専用電話:090-4690-4618
    予約受付日時:火・水・木の夜8~10時

    鑑定は年中無休で、365日鑑定しています。

    霊視カウンセリング 山崎かずみ
    倉敷事務所:岡山県倉敷市川西町1-9
    東京事務所:東京都港区赤坂9-1-7
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