徒然草(岡山・東京・山崎かずみ)

    あなたを元気にしたい、それが私の願いです。

    歳を取らない。

    おはようございます。 今日はGWの休み明けでバリバリ働く日々の始まりとも言えますが、お仕事を頑張っている全ての方が幸せでウキウキワクワクできる、そんなGW明けになると信じています。

    GWのような休みになると休息として家でゴロゴロもありですが、外へ出て活動することが精神と身体に真の休息を与える面もあります。

    人の身体は歳を取ると言うことは誰にも公平ですが、それは戸籍上の歳においての話で肉体年齢は自分の努力次第で変えられるので、見た目の年齢は人により相当な差もでてきます。

    見た目の年齢の差は生き方の違いと言えばそれまでですが、実は自分が意識しなくても勝手に歳を取らない状態になることはあります。 それは誰でもできることですが、だからと言ってやるとは限らない、そういう側面も交えて解説してみたいと思います。

    この歳をとらない状態に付いてヒトコトで言うなら「相対性理論が全て」で、ようは普通の時間に対して自分の時間を遅れさせれば良いと言う理論になります。

    この時間の遅れは物理学の相対性理論が予言する現象で、運動している状態によって時計(時間座標)の進み方が異なることを言います。 特殊相対性理論においては、ある速度で動いている観測者の時計の進み方は、それより遅い速度か静止している観測者の時計よりも進み方が遅くなることが予言され、このことは実験的に確認されている事実です。

    そして一般相対性理論では強い重力場にいる観測者は、それより弱い重力場にいる観測者よりも時計の進み方が遅いで、いずれも静止している観測者や重力源から無限遠方の観測者を基準とするので、時計の進み方が「遅い」と表現されます。

    特殊相対性理論では物体が高速で移動すると、その系における時間の流れが遅くなりますが、速度の上限は光速なので光速に近い速さで運動する物体になると、ほとんど時間の進みがない計算となります。

    この辺りの事実関係は宇宙から飛来する素粒子(宇宙線)の寿命が、地上のものより長いことなどから確認されており、現代の素粒子論や場の理論は特殊相対性理論を基礎に構築されています。

    この辺の説明はややこしくなるので省略するとして、ようは宇宙船が光速の90%の速度で航行して加速と減速は考えず等速直線運動と仮定、その時に静止している観測者の1年間に対して宇宙船の時計のは静止系の約0.44倍です。 (大げさに言うと5割以上時間が経過していない。)

    つまり、宇宙船内の時計では「まだ、0.44年しか経過していない」で、この現象を利用すれば光速に近い宇宙船で宇宙を駆け巡り何年か後に出発地点へ戻ってきら、出発地点にいた人は年を取りますが宇宙船にいた人は年を取らない、宇宙船は未来へ一方通行のタイムマシンの役目を果たすことになります。

    この状態が日本のお伽噺である「浦島太郎」において、主人公の浦島太郎が竜宮城に行って過ごした数日間に、地上では何百年もの時間が過ぎていた話にそっくりの為、日本のSF作品などでは「ウラシマ効果」と呼ばれます。

    なお、この現象は光速に近い速度でなくとも発生するので航空機に載せた原子時計の進みが僅かに遅れることは実験によって確認済みですが、宇宙船や人工衛星の場合は重力場の有無による影響も生じます。

    それらに関することは自然と目にすることも多いのですが、まじまじと考えることも無く流してしまうから気が付かないだけです。

    それは映画や漫画などによる「ウラシマ効果」と言う言葉で、ドラえもんでは浦島太郎自身が海でなく宇宙に連れて行かれてウラシマ効果を体験したのではと考えたのび太達が、タイムマシンでその真偽を確かめに行くエピソードもあります。

    ウルトラマンメビウスでも登場人物の1人が亜光速宇宙船の任務に携わっていた為、40代前後の若さでありながら老人となった同僚と同年代との設定があります。

    この一般相対性理論において重力は空間(時空)を歪ませ時間の進みを遅らせる、それにより重力場の存在する惑星上では、重力の無い宇宙空間に比べて時間がゆっくり進むことになります。

    例えば、地球上(正確にはジオイド表面上)で1秒当たり100億分の7秒遅く、全地球測位システム(GPS)ではGPS衛星が地球上へ正確な時間を伝達することで、地球上の正確な位置を測定しています。

    しかし、衛星は衛星軌道上なので地球の自転によるスピードが、地表に比べ相対速度が早く地表に比べて時間が遅く進みます。 前述のように地上で重力の影響により時間が遅れる現象から解放されますが、衛星軌道上は地球重力圏内なので完全な解放ではありません。

    話は戻りますが、それにより影響が少なくなることにより、地上に対して時間が早く進むこと、そして重力場の有無によりシグナル伝達に遅れが生じることから、差引調整をする必要があります。

    その為、地球上の測定器が受信する信号が正確に処理されるよう、衛星側の内蔵時計は毎秒100億分の4.45秒だけ遅く進むように補正が行われています。

    このように考えてみるとアンチエイジングには、高速で移動する乗り物や物体内にいることこそが歳をとらない、唯一の方法とも考えられるので新幹線や飛行機に度々乗る人は、全く乗らない人よりも歳を取らない、もしくは歳をとる速度が遅いとも言えます。

    あなたは歳を取らない、信じられますか?

    (ΦωΦ+)ホホゥ….

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