徒然草(岡山・東京・山崎かずみ)

    あなたを元気にしたい、それが私の願いです。

    自分の可能性。

    おはようございます。 人はいつでも親から生まれるのですが、その親となる人の行動や行いにより小さい時の考え方が決まってしまい、ひどい場合にはトラウマにまでなってしまうのです。 親の役目とは子供を産むだけではなく、子供を育てることも入っているのです。

    ここで間違えてはいけないのですが、子供を育てるのと子供を可愛がるのは別物で、ここを混同してしまうと友達親子のように尊敬も無く、お金を与えたら機嫌が良くなる息子が続出している今を指し示しています。

    子供を可愛がると言うのは何でも言うことを聞いて甘やかすことで、子供を育てると言うのは良いことと悪いことの区別を付けて教えて、時には厳しいことも言って社会に適応できるようにして行くのが育てることになります。

    それに子供の目線から見ると親の行いがそのまま自分の教育になるのだから、親がずるいことばかりしていると子供はずるくなるし、親が怒るばかりしていると子供は怒るばかりの子供になります。

    子供は親が思うように育つわけではありませんが、親がするように真似をして大きくなるのだから、お手本となるように行動しなければ親は注意することすらできなくなるのです。

    愛情溢れる親となって子供に愛を注いだのであれば、子供が曲がって大きくなるはずがないのです。 親の愛と言うのは海よりも深く山よりも大きいと言われますが、霊視カウンセラー的には宇宙よりも受け入れてくれる許容範囲が広いのも、できれば付け加えたいと思います。

    東京出張にて、あるお客様が父親との関係で悩んでお越しになられました。 小さい時には好きだったけれど、中学の頃から母に迷惑を掛けているのに何もしない父が許せなかったのです。 最近は母から帰って来いと言われるが、どうしても父親が許せそうにないと言う御相談でした。 (仮にAさんとします。)

    Aさんのお父さんはベーチェット病により、Aさんが幼い時に目が見えなくなりました。 (注:ベーチェット病とは何らかの要因で白血球の異常が生じる病気で、男性に多いのですが厄介なのは失明してしまうことと治療方法がない難病と言う点です。)

    最初Aさんはワケも分からない為、いつも父が家にいるから楽しい毎日だと思っていました。 しかし、中学~高校と大きくなるにつれて、働かず家にいる父親~そして母親を働かせているにも関わらず自分勝手、そう見えたAさんは父親に対して次第に反抗することが多くなり、とうとう口も利かなくなりました。

    Aさんは「お父さんなんかいなければいいのに、いるから私はいつも世話しなきゃいけない。 それに友達に見られたら恥ずかしい。」と、こう考えていたAさんは高校卒業と同時に家を飛び出したのですが、それは早く父親から離れたかったからです。

    母親一人に押し付けた後ろめたさはあったようですが、一人でノビノビ生活できるとAさんはウキウキしていました。 ところが働き出してもAさんは人間関係が上手く行かずに職を点々とする毎日で、高校を卒業して10年間と言うものアルバイト生活ばかりでまともに働けませんでした。

    「お父さんさえいなければ…。」と、Aさんはいつもいつも上手く行かないのは父があんな状態だからと、そんなことばかり考えるようになっていたのです。 私はこの御相談を受けた時に、その質問にはお答えしませんでした。

    ただ、Aさんにお話したのは「お父さんのことは憎みたければ憎めばいいし、嫌いなら嫌いでいいです。 それよりもAさんは、お仕事をきちんと始める方が先ですよ。 Aさんには介護が向いていると思いますから、介護のお仕事を探してみてくださいね。」と、こう言って、まずは仕事に付くように勧めたのです。

    Aさんは父親とのことを聞きに来られたのですが、仕事の話をするうちに時間が終了となりました。 Aさんは「また、予約を取ってもいいですか?」とお聞きになったので、「はい、次は別なことで来られると思いますよ。」とお答えしました。

    それから半年ほど経った頃でしょうか、Aさんが再び予約をお取りになられました。 前回とは別人のような明るい顔のAさんがそこにはいたのですが、私の話に半信半疑ながらも介護の仕事を探して就職したそうです。

    Aさんは父親の介護により介護が嫌いになっていたので、介護職に就くことは一切考えていませんでした。 その為、「ココでいいか~!」と適当に選んだのですが、Aさんは介護が自然とできるのです。

    誰に教わったわけではないのですが父親の世話をしていたから、目の見えない人にはこうすればいいとか~力の弱い人にはこうやればいいなど自分の体が自然に動くのです。 それと同時に体が不自由な人の苛立ちが理解できて、わがままに思える行動も許せるようになったそうです。

    実は介護はAさんの天職なのですが、父親に反発する余りに自分の才能を閉じ込めていたのです。 人に必要とされて~人からありがとうと言われる、そんな生活にAさんは毎日が楽しくて仕方がないとお礼を言いに来られたのです。

    私はAさんに「お父さんに会いに、実家へ帰ってみてはいかがですか?」 こう言ったらAさんは一瞬躊躇しましたが「そうですね、母に電話して父に会ってみようと思います。」 そう返事をされたのです。

    運命はイタズラ好きですが、粋な計らいもしてくれます。 今のAさんならば実家へ帰っても、父親の苛立ちや行動が理解できるはずです。 アレほど嫌いな介護の仕事が、実は自分の天職であり~自分の人生を変えてくれるきっかけになったのです。

    あなたは自分の可能性を、自分でさえぎっていませんか?

    (*^▽^*)アハッ!



    お知らせ:出張の為、ブログの更新は4月24日(水)から再開します。 予約の方は受け付けておりますので、お気軽に遠慮なくお申し付けくださいね。 いつもご予約いただき、本当にありがとうございます。 m(__)m

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