徒然草(岡山・東京・山崎かずみ)

    あなたを元気にしたい、それが私の願いです。

    食材について~⑤。

    おはようございます。 食材についても最終回ですが、農水省にも良い人はいるので法改正はできるのに、アンポンタンな上司が法改正を阻んでいるのが残念です。 このJAS法については自民党に責任の大半がありますが、円高にして中国産を大量に輸入するように仕向けた民主党にも責任と言うどっちもどっちです。

    常識とは「みんなが言うから」が正体で、常識に当てはまらないのは全て間違いと言うから悲劇になりますが、ここまで読んだら世間で言われている常識が間違っていることに驚いたかもしれません。

    他にもTVなどでグルメを気取る食通が「魚は骨の周りの身が美味しい」と言うのも、正しいとも言えるし間違いとも言えるのに、全ての魚を纏めようとするところに常識の落とし穴で間違いが起こります。

    例えば、日本人が大好きな「鮪(マグロ)」ですが、これは生物学的に稀に見る面白い魚なのですが、周囲の水温に左右されることなく体温を一定に保つことができる「恒温動物」です。

    鮪は他の魚のように口を開け閉め出来ないから常に口を空けたまま泳ぎ、酸素を含んだ海水を体内へ入れるしかない、それにより呼吸と身体を冷やすの両方をしますが、鮪は常に泳ぎ続けなければ死んでしまうので寝ながら泳ぐ魚です。

    つまり、常に泳ぎ続けるから体を冷やせると言うことは、網でマグロを撮ったら網の中でもがき苦しんで体を冷やせない、それはお湯で鮪を煮た状態となるので変色して水分が飛んでしまい、専門用語で言うと「ヤケ」を起こして正常な鮪では無くなります。

    これは鮪だけではなく「鰹(カツオ)」でも同じ現象が起こりますが、ヤケが起こるのは主に骨の周りが最初だから、「魚は骨の周りが美味しい」と言うのは不正解で、網で取った鮪(鰹)はヤケが起こり骨の周辺は不味いとなります。

    どうして網で取った鮪は安いのに一本釣りだと高いのか、それは網だとヤケが起こるけれど、一本釣りなら一匹ずつ釣り上げてすぐに氷水で締めるからヤケが起こらない、そういう違いの元に値段が決まります。

    築地市場で魚の取引を見ているとよく分かるのですが、意外と魚の目利きと言うのは当てにならない人が多く、鮪のヤケを見分けられる寿司職人は皆無だからグルメ気取りで有名店へ行くと、ヤケの起こった鮪を高い値段で出されているのに評論家は見分けられないのだから本当に馬鹿舌です。 (苦笑)

    そしていよいよ最後になりますが、今は常識と言えるモノの一つにミネラルウォーターがあり、これも「外国産には良いモノが多いく、日本産にはダメなモノが多い」と言う神話は嘘で、どこの国であろうとも水源がきちんとしている方が美味しいです。

    この市場をアメリカでいち早く取り入れたのはペプシコ(ペプシ・コーラの子会社)で、それまでのペリエやエヴィアンなどヨーロッパ系のモノは、どちらかと言えばソフトドリンク扱いでした。

    その中へ切り込んで行ったのがぺプシコで、元々はペプシ・コーラを作る水だったのをアクアフィーナと言うブランド名にして売り出し、独自のマーケットと流通システムにより成功しました。

    つまり、ペプシの元だからシロップと炭酸が入ってないモノがペプシよりも高く売れる、そんな美味しいことを企業が止める訳も無く謳い文句は「ピュアーな水」でした。 それをライバルのコカ・コーラが見逃す訳も無く、同じくコーラの元となる水を「ダサニ」と名付けて売り出しました。

    ちなみに名前は「ピュアー」かもしれませんが、アクアフィーナもダサニも公共水道水をフィルターで濾過した水で、ダサニは表記無しでもアクアフィーナには「水源はPublic water(パブリック・ウォーター)」とあります。 (Public waterとは公共用水で、早い話が水道水のことです。)

    以前はミーハーで日本のTVをよく見ていましたが、最近はアメリカのドラマやTVを見ることが多く日本の番組はほとんど見ません。 地デジ化してからBSにて海外の番組を見るのが簡単になりましたが、そこでは日本と違いドギツイジョークも多々あります。

    ペットボトルへ水道水を詰めたモノと値段が100倍はするミネラルウォーターを用意して、それを道で通りかかった人に飲み比べて貰い感想を聞くと言う番組で、当然のことながら飲む人にはどちらが水道水かは分からないようにしてあります。

    「深い甘みがある」~「さっぱりしたさわやかさがある」など、色々な蘊蓄を垂れてはいましたが、結果として「75%以上の人」が「水道水の方が美味しい」と答えていました。

    番組は更に続きまして某レストランにワインリストならぬウォーターリストを作り、それをお客様へ出して水の味を確認させると言うことをしました。 「ロック・ザ・エアー」や「ゲイシャ・ガール」など適当な名前を付けて中身は全て水道水、これをお客様へ選ばせて出したら殆どの人が「水道水とは比べ物にならない味だ」と言う答えでした。

    人間の舌と言うのは気分で変わるから同じ味を同じだけと言うのは、色々な道具によりある程度は作ることができますが、それを舌など人間の五感だけで嗅ぎ分けるのは無理です。

    水と言えば通訳会社の社長さんが、アメリカからミネラルウォーターを取り寄せていましたが、それには「源泉:Public water」と書いてあるのに「水道水とは味が違う」と言っていました。 それにより分かるのは人の舌は味の区別が付かないことと、通訳会社の社長ですら「Public water」の意味を知らないことです。

    時代遅れの法律をいつまでも改正せず国内へ危険な食材を蔓延させているのに、間違いを認めることもせず、さりとて前例のないことはしたくないと言う後ろ向きな考え、そんな農水省が損失試算を出してTPP反対と言っても信頼性に疑問ありです。

    福島の原発が危険~東京には放射能があるから危険などと本気で思うなら、■国産や▼国産の食べ物や品物を流通させる方が遥かに危険で、農水省は国民を守る為にも摩擦を恐れず輸入制限しないのに年収2千万とは貰いすぎです。 (他の省庁も同じく危険なモノを、国内へ流通させないでくださいね。)

    海外の農作物や輸入食品が安いからと飛びついていますが、暴動を起こす人たちが日本へ安全なモノを送ると考える方が危険です。 何が安全は誰にも分からないので自分で自分の身を守るにも、安い輸入品へ安易に飛び付かないのも大切です。

    あなたは食材について、どれだけ知っていましたか?

    (o¬ω¬o)アヤシイ



    お知らせ:東京出張の為、ブログの更新は27日(木)より再開します。 素敵なお客様に御支援と御愛顧頂ける、そんな奇跡に感謝の気持ちで一杯です。 いつも御予約頂き、本当にありがとうございます。 m(__)m

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