徒然草(占い・岡山・東京・霊視)

    あなたを元気にしたい、それが私の願いです。

    食材について~④。

    おはようございます。 昨日の薬浸けウナギの続きとなりますが、商社の倉庫には信じられない量のウナギがストックされ、今の日本ではウナギと言えば80%以上が中国産と言う異常事態になり、薬浸けされたウナギを高い値段で買う日本と言う構図が出来上がりました。

    なお、国内で消費されるウナギの80%以上が中国産と言う事実に対して、日本産と言う表記も多いと反論される方がいるかもしれませんが、その日本産と表記できるのもちゃんとカラクリがあります。

    まずは20万匹のシラスやクロコ(ウナギの稚魚のこと)を台湾や中国へ送り、そこで大きく育て上げるのですが、ある程度まで育てたら日本へ里帰りさせます。 そして日本で育成(保管)すると、「あら、不思議?」なことに国産として取り扱うことができます。

    もう、お分かりかと思いますがJAS法では「育成期間が最も長かった場所」が、その産地となる訳ですから、台湾や中国で3ヶ月過ごした後日本で3ヶ月と1日過ごせば、晴れて国産と言うことができるようになります。

    ただし、ここで問題が2つありまして、一つは「そんなの国産と表示して良いのか!」と言うのはごもっとも、それでも農水省の立派なお役人様が考えた法律は絶対ですから、いつまで経っても変える動きは無く国産の振りした外国産を食べることは変わりません。

    もう一つの問題は更に深刻で、20万匹を送ったはずなのに、里帰りしたら25万匹になっていたなんてことはざらにあり、数の相違が生まれてしまうのが大問題です。

    「減るよりも増えた方が良いだろう?」と言うのは浅はかな考えで、日本から送った正常なウナギの稚魚の中へ、薬付けにされた台湾や中国のウナギが混ざっていると言うことになるから、国産表示のウナギの中に薬付けされたウナギが混ざっている、もはやどこのウナギか判別付かない状態になっているのです。

    日本ならば数の管理はきちんとしているし混ざらないようにもしますが、国民性が違うのだから中国や台湾に数や品質の管理をきちんとしろなんて、悪気がある訳じゃなく国民性だから無理な話です。

    なお、日本では平賀源内がウナギ屋さんを助ける為に夏の土用の丑の日を作りましたが、本当にウナギが美味しいのは冬だから「寒の土用の丑の日」に、日本産の天然ウナギを食べると本当のウナギの美味しさが分かると思います。

    ちなみにウナギついでに似たような姿のアナゴ、こちらについても軽く触れておきたいと思いますが、お寿司屋さんへ行っても小さなシャリの上に丸ごとアナゴが乗って出てくるから、昔に比べてアナゴが安くなったのは円高の恩恵などと言うのはマスコミがアホだからです。

    日本でアナゴと言えば「マアナゴ」のことを言いますが、今の日本でアナゴと言えば「マルアナゴ」のことを言います。

    たった一文字しか違わないのですが別物で、日本で昔から食べられているマアナゴには、タレをたっぷりつけて食べるのは臭いを消す為の工夫、マルアナゴは臭いも何も無いから普通に食べられるけれど、それでは違和感が出るのでタレを塗っているだけです。

    それでは「マルアナゴの正体」とは何なのか、これも日本の商社が南米で「アナゴそっくりの味」のマルアナゴを見つけてきて、南米のペルーから輸入を開始したら全国へ広まったのです。

    味も形も似ているのですがマアナゴに比べると値段は遥かに安いので、どこの寿司屋さんも利益確保の為に使うようになりました。

    では、マルアナゴの正体ですが答えは「ウミヘビ科のアナゴ近縁種」で、大袈裟に言うならウミヘビを食べていることになります。 厳密に言うとヘビは爬虫類だから海の生物とは違いますが、ウミヘビ科と言えば普通は蛇を想像してしまうと思います。

    これは農水省だけではなく学者の先生方も悪いのですが、和名を付ける時に正直に訳すと「蛇魚(へびうお」」が正式だったのに、これだと売れないだろうと言うことで「マルアナゴ」と名付けたのです。

    致し方が無い面もありますが、お寿司屋さんで「アナゴ、一貫ですね!」と言われるのと、「ウミヘビ、一貫ですね!」と言われるのでは、そりゃ当り前の話ですが相当な認識の違いが生まれます。

    このような例は日本には多々あり日本でよく見るシシャモ、これを食べたことがあるかと言えば大半の方が「ある」と言いますが、そこで「本物のシシャモですか?」と聞いたら「え?」となります。

    何故かと言えば、日本で流通しているシシャモの1%程度が本物で、残りの99%はシシャモと言う名前の別物だからです。 基本的にシシャモは北海道の一部でしか漁獲できない種類でしたが、乱獲の為に漁獲量が減り北海道の中で一部の知っている人しか食べられない、ある意味で幻の魚と言えます。

    では、日本人が言うシシャモとは何かと言えば、「カペリン(俗名カラフトシシャモ)」です。 数の減ってしまった本物のシシャモの代用として食べているだけで、味は全く違うし形状も違うので、日本ではシシャモと言いつつカペリンがス―パーに並んでいるのです。

    今日までの内容を把握してスーパーへ行くとかなり面白いはずですが、いよいよ明日が最終回なので衝撃(笑撃)の事実を、お楽しみにお待ちくださいね~。 m(__)m

    (o・ω・o)?ホエ?

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