
おはようございます。 昨日も無事に東京出張より帰ってきましたが、いつも素敵なお客様に支えて頂き本当にありがとうございます。 私は微力で拙い能力しかありませんが、素敵なお客様の御愛顧と御支援により何とかやっていけております。 私は年中無休で365日と言うのが基本であり、一日でも空白になってしまうと心が折れそうになります。
生きている時間は有限で残りの人生を考えると時間の無さに焦りが来ますが、時間と言うのは歳を取るごとに速くなって行きます。 話がややこしくなるので相対性理論は書きませんが、1日24時間は同じでも時間の流れは個人個人で違いがあるのです。
今回の東京では銀座のデパート戦争を見てきたのですが、ここで時間の流れとも言うべき時代の差を感じてしまいました。 9月11日より銀座三越伊勢丹が東館を増設して、銀座&有楽町界隈では床面積が一番の百貨店となりました。 (今日はデパートではなく、百貨店と表記します。)
銀座はデパート戦争と言われるほど百貨店が群雄割拠しているのですが銀座に一番乗りは松坂屋(1924年)で、次に松屋(1925年)で更に三越(1930年)と開店して行き、その後もプランタン銀座や隣接する有楽町に西武百貨店~阪急百貨店と開店しました。
銀座はどうこう言ってもある意味でパワースポットなのですが、人とお金が常に集まる場所です。 高級なお店も多いけれどユニクロやフォーエバー21やH&Mなども存在するし、更にはアップルストアなども存在するので古いモノから新しいモノまで事欠きません。
時代と共に風景が移り行くのは仕方がありませんが、それでも銀座は不況の波も乗りこなしてじわじわ復活の道を歩んでいます。
三越伊勢丹が巨額を投じて東館を建設したのは銀座で勝算があるからで、9月11日のオープンも18万人が訪れて人の波で身動きできないくらいでした。 私も早速見学へ行ったのですが、これからの店舗作りや販促のアイディアがゴロゴロあり、とても勉強になりました。
こうやって見て歩くのは一見すると霊視とは無関係で無意味に見えるかもしれませんが、人の脳と言うのは記憶さえしておけば何かに対して考え続けることで一本の道が見えてきます。 関係無いことが関係有ると言うように、どこから道が繋がるかは誰にもわからないのです。
この三越の隣には松屋があるのですが、松屋百貨店は三越が伊勢丹と合併するまでは伊勢丹と蜜月の中でした。 ところが伊勢丹が三越と合併すると両社の関係にスキマ風が吹き始めて、今では犬猿の中に近いところのようです。
このところ銀座のデパートは色々な手を打っているのですが、三越伊勢丹が巨大化したのを黙って見ていたわけではなく、松坂屋は核テナントとしてフォーエバー21を入れて集客に努めています。
松屋も売り出しに力を入れているし、プランタン銀座も手をこまねていているわけではありません。 各百貨店が競い合うことで銀座のデパート戦争にも熱が入り、それにより銀座全体の地上げと言うか集客アップにつながるので良いことだと思います。
ただし、残念なことですが一人負け確定な百貨店も出てきましたが、これは余りのレベル差に見ていて気の毒です。 この百貨店は6月頃にお金を出してTV東京のガイアの夜明けに取り上げて貰い、大々的に新装オープンに向けた内容を放映していました。
私は常日頃から企業の企画を立てる部署と言うのは無駄使いが多いと思っているのですが、ガイアの夜明けに取り上げて貰うのにお金を使い、核テナントであるフォーエバー21に来てもらうことにお金を使い、そして百貨店の内装や商品構成にお金を使い、その結果はどうなったかと言えば見るも無残な大惨敗です。
その一人負け状態の百貨店とは銀座松坂屋で、フォーエバー21には人が大勢いるのですがエスカレーターへ行く通路を挟んだ松坂屋側には全く人が流れません。 店員さんも人が来ないので立っているだけですが、これは企画部が考えたテナント構成の配置が大失敗だからで、企画部は何を考えていたのか責任を問われるべき大罪です。
松坂屋は高いプライドでテナントと配置を色分けしたのですが、そういう考えで分けた配置が大失敗なのです。 フォーエバー21で人を寄せるところまでは正解ですが、松坂屋とテナントを完全に分けてしまっているから人の流れはフォーエバー21の中で循環するだけです。
松坂屋は名古屋駅前店も閉店してしまい、これからは大丸が出した利益を松坂屋の赤字が食べると言う大丸におんぶにだっこで生きて行くしか道はありません。 銀座に一番乗りで飛ぶ鳥を落とす勢いの松坂屋でしたが、銀座のデパートの中で撤退するのも一番になりかねません。
後は大丸がいつまで赤字垂れ流しの松坂屋に我慢するか、それが松坂屋の未来を決めることになります。 名古屋で商売するのは難しいと言われるのは本当ですが、名古屋の手法は狭い地域内でしか通用しないと言うことが松坂屋の体たらくで証明されました。
ここで「トヨタがある」と言う人がいるかもしれませんが、トヨタは名古屋にビルを建てたことを後悔しています。 おまけにスタジオジブリは名古屋に拠点を作る予定でしたが、これも頓挫したと言うかいつの間にか「なかったこと」になりました。 私は名古屋が京都経済界と同じように経済が地盤沈下して、それでも誰も助けようとしない未来を非常に心配しています。
私は販売店の店作りは結構好きな方ですが、来店した素敵なお客様が笑顔でお帰り頂ける仕掛けを作るのはとてもワクワクします。 誰かの笑顔を作るお手伝い、それはお金で計れるものではありません。
あなたと言う素晴らしい人が笑顔でいることは、今と言う時間の中でも未来と言う時間の中でも、周りの人々を幸せにすることに繋がると私はあなたの未来を信じているのです。
あなたは銀座の百貨店の中で、どこへ行ってみたいですか?
ドコヤネン!!(;==)ノ☆);><)
生きている時間は有限で残りの人生を考えると時間の無さに焦りが来ますが、時間と言うのは歳を取るごとに速くなって行きます。 話がややこしくなるので相対性理論は書きませんが、1日24時間は同じでも時間の流れは個人個人で違いがあるのです。
今回の東京では銀座のデパート戦争を見てきたのですが、ここで時間の流れとも言うべき時代の差を感じてしまいました。 9月11日より銀座三越伊勢丹が東館を増設して、銀座&有楽町界隈では床面積が一番の百貨店となりました。 (今日はデパートではなく、百貨店と表記します。)
銀座はデパート戦争と言われるほど百貨店が群雄割拠しているのですが銀座に一番乗りは松坂屋(1924年)で、次に松屋(1925年)で更に三越(1930年)と開店して行き、その後もプランタン銀座や隣接する有楽町に西武百貨店~阪急百貨店と開店しました。
銀座はどうこう言ってもある意味でパワースポットなのですが、人とお金が常に集まる場所です。 高級なお店も多いけれどユニクロやフォーエバー21やH&Mなども存在するし、更にはアップルストアなども存在するので古いモノから新しいモノまで事欠きません。
時代と共に風景が移り行くのは仕方がありませんが、それでも銀座は不況の波も乗りこなしてじわじわ復活の道を歩んでいます。
三越伊勢丹が巨額を投じて東館を建設したのは銀座で勝算があるからで、9月11日のオープンも18万人が訪れて人の波で身動きできないくらいでした。 私も早速見学へ行ったのですが、これからの店舗作りや販促のアイディアがゴロゴロあり、とても勉強になりました。
こうやって見て歩くのは一見すると霊視とは無関係で無意味に見えるかもしれませんが、人の脳と言うのは記憶さえしておけば何かに対して考え続けることで一本の道が見えてきます。 関係無いことが関係有ると言うように、どこから道が繋がるかは誰にもわからないのです。
この三越の隣には松屋があるのですが、松屋百貨店は三越が伊勢丹と合併するまでは伊勢丹と蜜月の中でした。 ところが伊勢丹が三越と合併すると両社の関係にスキマ風が吹き始めて、今では犬猿の中に近いところのようです。
このところ銀座のデパートは色々な手を打っているのですが、三越伊勢丹が巨大化したのを黙って見ていたわけではなく、松坂屋は核テナントとしてフォーエバー21を入れて集客に努めています。
松屋も売り出しに力を入れているし、プランタン銀座も手をこまねていているわけではありません。 各百貨店が競い合うことで銀座のデパート戦争にも熱が入り、それにより銀座全体の地上げと言うか集客アップにつながるので良いことだと思います。
ただし、残念なことですが一人負け確定な百貨店も出てきましたが、これは余りのレベル差に見ていて気の毒です。 この百貨店は6月頃にお金を出してTV東京のガイアの夜明けに取り上げて貰い、大々的に新装オープンに向けた内容を放映していました。
私は常日頃から企業の企画を立てる部署と言うのは無駄使いが多いと思っているのですが、ガイアの夜明けに取り上げて貰うのにお金を使い、核テナントであるフォーエバー21に来てもらうことにお金を使い、そして百貨店の内装や商品構成にお金を使い、その結果はどうなったかと言えば見るも無残な大惨敗です。
その一人負け状態の百貨店とは銀座松坂屋で、フォーエバー21には人が大勢いるのですがエスカレーターへ行く通路を挟んだ松坂屋側には全く人が流れません。 店員さんも人が来ないので立っているだけですが、これは企画部が考えたテナント構成の配置が大失敗だからで、企画部は何を考えていたのか責任を問われるべき大罪です。
松坂屋は高いプライドでテナントと配置を色分けしたのですが、そういう考えで分けた配置が大失敗なのです。 フォーエバー21で人を寄せるところまでは正解ですが、松坂屋とテナントを完全に分けてしまっているから人の流れはフォーエバー21の中で循環するだけです。
松坂屋は名古屋駅前店も閉店してしまい、これからは大丸が出した利益を松坂屋の赤字が食べると言う大丸におんぶにだっこで生きて行くしか道はありません。 銀座に一番乗りで飛ぶ鳥を落とす勢いの松坂屋でしたが、銀座のデパートの中で撤退するのも一番になりかねません。
後は大丸がいつまで赤字垂れ流しの松坂屋に我慢するか、それが松坂屋の未来を決めることになります。 名古屋で商売するのは難しいと言われるのは本当ですが、名古屋の手法は狭い地域内でしか通用しないと言うことが松坂屋の体たらくで証明されました。
ここで「トヨタがある」と言う人がいるかもしれませんが、トヨタは名古屋にビルを建てたことを後悔しています。 おまけにスタジオジブリは名古屋に拠点を作る予定でしたが、これも頓挫したと言うかいつの間にか「なかったこと」になりました。 私は名古屋が京都経済界と同じように経済が地盤沈下して、それでも誰も助けようとしない未来を非常に心配しています。
私は販売店の店作りは結構好きな方ですが、来店した素敵なお客様が笑顔でお帰り頂ける仕掛けを作るのはとてもワクワクします。 誰かの笑顔を作るお手伝い、それはお金で計れるものではありません。
あなたと言う素晴らしい人が笑顔でいることは、今と言う時間の中でも未来と言う時間の中でも、周りの人々を幸せにすることに繋がると私はあなたの未来を信じているのです。
あなたは銀座の百貨店の中で、どこへ行ってみたいですか?
ドコヤネン!!(;==)ノ☆);><)

