
逃げてしまいたい時に逃げずに踏み止まるのは勇気の必要なことですが、それが出来たら人間としての成長は素晴らしいと思います。 人は苦しいことよりも楽な方へ逃げてしまいたくなるのは仕方がないのですが、楽な方ばかりへ行っているとお釣りがきた時に苦しいことが一度に返ってくるかもしれません。
人の心は善なるエネルギーを持っているのですが、それを発揮できたら心に清々しさと言うか、心地良い何かが生まれてくると思います。
私は過去に恥ずべきことを数多くしているので、自分でも思い返せば情けない気持ちになります。 出来なかったことなどを思い出せば、どうしてできなかったのかと言う後悔の念がたくさんあります。
建設現場で働いていた時代の話ですが、父親は相変わらず借金を重ねていたから現場の日当だけでは追いつきませんでした。 そこでお金を稼ぐ為に朝市やフリーマーケットで、うどん~ドーナツ~クッキーなどを販売して日銭を稼いでいたことがあります。
今から思えば良い経験でしたが、人はやろうと思えば何でもできると思います。 あの当時は前日にうどんを手打ちで作っていたのですが、粉から手打ちもやろうと思えばできるものです。 それにドーナツやクッキーなども本を読んで作ったのですが、これもほぼ完売していたから人は努力すればたいていのことは出来るようになります。
ある日曜日のことですが、いつものように朝市でうどんやお菓子の販売をしていました。 その時に隣のブースで知的障害者施設の方たちが、施設での製作品の販売に来ていたことがあります。 (その当時の私は建設現場で働いていた時代の話ですから、今のような心の余裕は全くなくて自分のことだけ考えていた時代です。)
朝市の終了時間が迫ってきて、お客様も少なくなったから休憩していた時のことです。 知的障害者の方が近寄ってきて、「お兄さん、一緒に歌を歌おう。」と話しかけてきたのです。 しかし、その時の私はそれに対してどうしたかと言えば、「無視」してしまったのです。
この時のことは度々思い出しますが、何故優しく返事をすることができなかったのか、私は本当に馬鹿だったと思います。 そしてその男性は私が無視していたのに、ニコッとして私の横で歌を歌い始めたのです。 それでも私は無視し続けてしまったのですが、その時の私の態度は心の痛みとして今でも残っています。
知的障害者の方だから無視してしまったのか、それとも人前で大声を出されたから恥ずかしかったのか、今でもあの時のシーンが思い浮かんで心苦しくなります。 どちらにせよ、私はあの時に向き合わずに逃げてしまったと言う事実に変わりはなく、悲しい人間だったと心の狭さに凹んでしまいます。
大声で歌を歌い始めたことに気が付いた施設の職員の方が、すぐに迎えに来て「ごめんなさいね。」と言われたのですが、謝るのはこちらの方だと思いました。 心が荒んでいた時代のはずなのに何故か心苦しかったのは、今から思えば何かの暗示だったのかもしれません。
そのことがあってからアルバイトで目の見えない人のお世話(病院や買い物の付き添い)をした話へ繋がるのですが、私が運命の暗示に何も気付かないままでいたなら今はありません。
この話はブログに何度も書いているから御存知だと思いますが、目の見えない人が「お兄ちゃん、これ少ないけど取っといて。」と握らせてくれた2千円、あの時の私は喉から手が出るほどお金が欲しかったけれど、規定のアルバイト料じゃない2千円を受け取ってしまうことは私にはできませんでした。
私はいつも思うのですが人助けの本当の意味とは、人を助けることで自分を磨くことになって自分の心を救うことじゃないかと思うのです。 光へと続く道が輝いて見えるように誰かの心に優しい手を差し伸べるのは、自分の魂を救う行いになるんじゃないかと思うのです。
良いことしたら気持ちが軽くなるのは、自分の魂が穢れている部分が洗われるからじゃないかと思います。 良いことをすればドンドンと魂が浄化されてきて、人間としてのレベルがドンドンと上に昇っていく。 これを繰り返していくことで、人は自分の生きるべき道を見つけることが出来るのではないかと思います。
誰かの力になるという行いは親切とわかってはいるけれど、最初は恥ずかしいと思うかもしれないし~勇気が必要なことだと私も知っています。
しかし、だからと言って見て見ぬフリをしていたら、大切な何かを失っていくのではないかと思います。 今日と言う日の中で~今と言う時間の中で、誰かがあなたの助けを必要としている現状があります。
法案が成立してから~もう少し収入がアップしてから~宝くじで一億当たったら~マザーテレサが直筆で手紙をくれるなら寄付するなど、やらない理由ばかりまくし立てて目を背けて逃げている、そんな大人たちと一緒では情けないから私は勇気を出して行動したいと思います。
あなたは目の前のことから、逃げないようにしていますか?
(ToT )( ToT) ウルウル
お知らせ:業務多忙の為、ブログの更新は8月4日(火)より再開します。 いつもブログをお読みいただき、本当にありがとうございます。 m(__)m
人の心は善なるエネルギーを持っているのですが、それを発揮できたら心に清々しさと言うか、心地良い何かが生まれてくると思います。
私は過去に恥ずべきことを数多くしているので、自分でも思い返せば情けない気持ちになります。 出来なかったことなどを思い出せば、どうしてできなかったのかと言う後悔の念がたくさんあります。
建設現場で働いていた時代の話ですが、父親は相変わらず借金を重ねていたから現場の日当だけでは追いつきませんでした。 そこでお金を稼ぐ為に朝市やフリーマーケットで、うどん~ドーナツ~クッキーなどを販売して日銭を稼いでいたことがあります。
今から思えば良い経験でしたが、人はやろうと思えば何でもできると思います。 あの当時は前日にうどんを手打ちで作っていたのですが、粉から手打ちもやろうと思えばできるものです。 それにドーナツやクッキーなども本を読んで作ったのですが、これもほぼ完売していたから人は努力すればたいていのことは出来るようになります。
ある日曜日のことですが、いつものように朝市でうどんやお菓子の販売をしていました。 その時に隣のブースで知的障害者施設の方たちが、施設での製作品の販売に来ていたことがあります。 (その当時の私は建設現場で働いていた時代の話ですから、今のような心の余裕は全くなくて自分のことだけ考えていた時代です。)
朝市の終了時間が迫ってきて、お客様も少なくなったから休憩していた時のことです。 知的障害者の方が近寄ってきて、「お兄さん、一緒に歌を歌おう。」と話しかけてきたのです。 しかし、その時の私はそれに対してどうしたかと言えば、「無視」してしまったのです。
この時のことは度々思い出しますが、何故優しく返事をすることができなかったのか、私は本当に馬鹿だったと思います。 そしてその男性は私が無視していたのに、ニコッとして私の横で歌を歌い始めたのです。 それでも私は無視し続けてしまったのですが、その時の私の態度は心の痛みとして今でも残っています。
知的障害者の方だから無視してしまったのか、それとも人前で大声を出されたから恥ずかしかったのか、今でもあの時のシーンが思い浮かんで心苦しくなります。 どちらにせよ、私はあの時に向き合わずに逃げてしまったと言う事実に変わりはなく、悲しい人間だったと心の狭さに凹んでしまいます。
大声で歌を歌い始めたことに気が付いた施設の職員の方が、すぐに迎えに来て「ごめんなさいね。」と言われたのですが、謝るのはこちらの方だと思いました。 心が荒んでいた時代のはずなのに何故か心苦しかったのは、今から思えば何かの暗示だったのかもしれません。
そのことがあってからアルバイトで目の見えない人のお世話(病院や買い物の付き添い)をした話へ繋がるのですが、私が運命の暗示に何も気付かないままでいたなら今はありません。
この話はブログに何度も書いているから御存知だと思いますが、目の見えない人が「お兄ちゃん、これ少ないけど取っといて。」と握らせてくれた2千円、あの時の私は喉から手が出るほどお金が欲しかったけれど、規定のアルバイト料じゃない2千円を受け取ってしまうことは私にはできませんでした。
私はいつも思うのですが人助けの本当の意味とは、人を助けることで自分を磨くことになって自分の心を救うことじゃないかと思うのです。 光へと続く道が輝いて見えるように誰かの心に優しい手を差し伸べるのは、自分の魂を救う行いになるんじゃないかと思うのです。
良いことしたら気持ちが軽くなるのは、自分の魂が穢れている部分が洗われるからじゃないかと思います。 良いことをすればドンドンと魂が浄化されてきて、人間としてのレベルがドンドンと上に昇っていく。 これを繰り返していくことで、人は自分の生きるべき道を見つけることが出来るのではないかと思います。
誰かの力になるという行いは親切とわかってはいるけれど、最初は恥ずかしいと思うかもしれないし~勇気が必要なことだと私も知っています。
しかし、だからと言って見て見ぬフリをしていたら、大切な何かを失っていくのではないかと思います。 今日と言う日の中で~今と言う時間の中で、誰かがあなたの助けを必要としている現状があります。
法案が成立してから~もう少し収入がアップしてから~宝くじで一億当たったら~マザーテレサが直筆で手紙をくれるなら寄付するなど、やらない理由ばかりまくし立てて目を背けて逃げている、そんな大人たちと一緒では情けないから私は勇気を出して行動したいと思います。
あなたは目の前のことから、逃げないようにしていますか?
(ToT )( ToT) ウルウル
お知らせ:業務多忙の為、ブログの更新は8月4日(火)より再開します。 いつもブログをお読みいただき、本当にありがとうございます。 m(__)m

