
私は志の大切さを説くことが多いのですが、志が低ければ何をやっても中身が伴わないのです。 経営者が声高に「今は苦しい時だから、給料をあげるのは待ってくれ。」と言ったところで、自分は車を買い替えたり家をリフォームしたり海外旅行に行くようでは、何を言っても信じてもらえるはずがありません。
残念ながら仕事ができる人が必ずしも良い人ではないのですが、いくら仕事ができたところで足を引っ張ったり、自分だけが上手く行けば他はどうでも良いなんて言うのは、いつか必ずツケが回ってくるのです。
私は商店街や企業の偉い方々には到底及ばない若輩者ですが、「自分は良い思いをして人を泣かす」と言うことをしてこなかったのは人生において誇れると思います。 「そんなの分からないだろう?」と言われるかも知れませんが、歳を重ねるごとに自分が言ってきたことを「正しい」と支持してくれる人が増えていると言うのが証拠です。
今までの私は認めてくれる人がいないから荒んだ生活だったけれど、今は素敵なお客様にお会いできる毎日だからとても幸せです。
もしも私がお金を目指しているような霊視カウンセラーならば、運命はソコソコで手助けを止めていたと思います。 そして今度は足を引っ張るようなことをしていたかもしれないし、困った時に手を差し伸べるようなこともしなかったかもしれません。
今までは順風満帆にきていた商店や企業などの偉い方々が、今はそうでもなくなってきたのはお金を目指してきたから後押しがなくなったのだと思います。
お金自体は決して汚いモノではありませんし、大切に使えばこれほど役に立ってくれるものはありません。 お金が汚いのではなく、使う人の品格が汚いのです。 タマタマ儲かっただけなのに無駄使いをしてしまい、無くなっても「また、儲かるさ!」なんてことの繰り返しだから、お金を使う人の姿勢を見ていやらしく感じるのです。
私はお金を稼ぐことは悪いとは思いませんが、お金を稼ぐと言っても「稼ぎ方と使い方」の2点は重要なポイントだと思います。
いくら儲かるからと言って「ごまかして儲けている」と、産地偽装のように発覚したら言い逃れが出来なくなります。 自動車だって同じであり、欠陥が出たら素直に非を認めて改善するということが重要なのです。 それなのに偉くなればなるほど「頭が高く」なってしまい、自分が絶対で誰の言うことも聞かない「ワンマン&ワガママ社長」の出来上がりとなります。
同じ生きていくのであれば誰かを喜ばせて、感謝したりされたりの関係を次々と作り上げていけば楽しさが増すと思うのです。
「こんなことを実現させたい!」と言う高い志は、自分の為だけだと言うことが露呈した瞬間に色褪せてしまいます。 しかし、社会性や公共性の高い志であるなら、それに共感してくれる人が必ず出てくると思うのです。
私は日本の経営者であるなら松下幸之助氏を尊敬していますが、それは人に対する人情味と厳しさの両面を上手くこなせていたからです。 今の日本に松下幸之助氏が生きていたら、安易なクビ切りはせずに生き残る道を模索していたと思います。
松下幸之助氏が生きていた時によく言っていた言葉に、「松下は電気製品を作るところではなく、人を作るところである。」と言う名言があります。
1990年代から松下電器は様変わりしてしまいましたが、松下幸之助の考え方は古いと言って次々と改革した結果、1990年代後半には黒字化して窮地を乗り越えたかに見えました。 しかし、その後はどうなったかと言えば2001年には1万3千人をリストラして、その後も毎年リストラをし続けて5年間で2万5千人もリストラしてしまいました。
私が「安易なクビ切りをするな」と言っているのは、その人の向こうに見える「奥様や子供や年老いた親」など、その人の人生設計を根底から覆すようなひどいことをするなと言っているのです。
「不況なら社員を減らして、会社を存続させることが常識だろう!」と偉い方々は言うかもしれませんが、儲けていた時代にしっかり給料を出していたわけでもなく、ソコソコ出して置けば満足するだろうと一部の特権階級の人だけが搾取していた分は、ドコへ消えてしまったのかと言いたいのです。
「お金が無ければ知恵を出せ~知恵がなければ汗を出せ」と、誠に昔の人は良いこと言ったと思います。 今の日本で不況だと言って安易なリストラをする経営者は、この言葉をよくかみ締めるべきです。
現在の不況は100年に一度と言われていますが、一万年に一度の氷河期よりは珍しくありません。 たかが100年程度のことで右往左往する方がみっともないから、もう少し常識だけではなくマナーも身に付けることです。
マナーと言う響きの裏側には「センスが必要」と言う言葉が隠れているので、これからの時代はセンスがない人が社長になって舵取りをしてはいけないのです。
あなたは志の高さを、どれくらい自分に課していますか?
バタ ヾ(≧∇≦)〃ヾ(≧∇≦)〃バタ
お知らせ:出張の為、ブログの更新は5月6日(水)より再開します。 いつもブログをお読みいただき、本当にありがとうございます。 m(__)m
残念ながら仕事ができる人が必ずしも良い人ではないのですが、いくら仕事ができたところで足を引っ張ったり、自分だけが上手く行けば他はどうでも良いなんて言うのは、いつか必ずツケが回ってくるのです。
私は商店街や企業の偉い方々には到底及ばない若輩者ですが、「自分は良い思いをして人を泣かす」と言うことをしてこなかったのは人生において誇れると思います。 「そんなの分からないだろう?」と言われるかも知れませんが、歳を重ねるごとに自分が言ってきたことを「正しい」と支持してくれる人が増えていると言うのが証拠です。
今までの私は認めてくれる人がいないから荒んだ生活だったけれど、今は素敵なお客様にお会いできる毎日だからとても幸せです。
もしも私がお金を目指しているような霊視カウンセラーならば、運命はソコソコで手助けを止めていたと思います。 そして今度は足を引っ張るようなことをしていたかもしれないし、困った時に手を差し伸べるようなこともしなかったかもしれません。
今までは順風満帆にきていた商店や企業などの偉い方々が、今はそうでもなくなってきたのはお金を目指してきたから後押しがなくなったのだと思います。
お金自体は決して汚いモノではありませんし、大切に使えばこれほど役に立ってくれるものはありません。 お金が汚いのではなく、使う人の品格が汚いのです。 タマタマ儲かっただけなのに無駄使いをしてしまい、無くなっても「また、儲かるさ!」なんてことの繰り返しだから、お金を使う人の姿勢を見ていやらしく感じるのです。
私はお金を稼ぐことは悪いとは思いませんが、お金を稼ぐと言っても「稼ぎ方と使い方」の2点は重要なポイントだと思います。
いくら儲かるからと言って「ごまかして儲けている」と、産地偽装のように発覚したら言い逃れが出来なくなります。 自動車だって同じであり、欠陥が出たら素直に非を認めて改善するということが重要なのです。 それなのに偉くなればなるほど「頭が高く」なってしまい、自分が絶対で誰の言うことも聞かない「ワンマン&ワガママ社長」の出来上がりとなります。
同じ生きていくのであれば誰かを喜ばせて、感謝したりされたりの関係を次々と作り上げていけば楽しさが増すと思うのです。
「こんなことを実現させたい!」と言う高い志は、自分の為だけだと言うことが露呈した瞬間に色褪せてしまいます。 しかし、社会性や公共性の高い志であるなら、それに共感してくれる人が必ず出てくると思うのです。
私は日本の経営者であるなら松下幸之助氏を尊敬していますが、それは人に対する人情味と厳しさの両面を上手くこなせていたからです。 今の日本に松下幸之助氏が生きていたら、安易なクビ切りはせずに生き残る道を模索していたと思います。
松下幸之助氏が生きていた時によく言っていた言葉に、「松下は電気製品を作るところではなく、人を作るところである。」と言う名言があります。
1990年代から松下電器は様変わりしてしまいましたが、松下幸之助の考え方は古いと言って次々と改革した結果、1990年代後半には黒字化して窮地を乗り越えたかに見えました。 しかし、その後はどうなったかと言えば2001年には1万3千人をリストラして、その後も毎年リストラをし続けて5年間で2万5千人もリストラしてしまいました。
私が「安易なクビ切りをするな」と言っているのは、その人の向こうに見える「奥様や子供や年老いた親」など、その人の人生設計を根底から覆すようなひどいことをするなと言っているのです。
「不況なら社員を減らして、会社を存続させることが常識だろう!」と偉い方々は言うかもしれませんが、儲けていた時代にしっかり給料を出していたわけでもなく、ソコソコ出して置けば満足するだろうと一部の特権階級の人だけが搾取していた分は、ドコへ消えてしまったのかと言いたいのです。
「お金が無ければ知恵を出せ~知恵がなければ汗を出せ」と、誠に昔の人は良いこと言ったと思います。 今の日本で不況だと言って安易なリストラをする経営者は、この言葉をよくかみ締めるべきです。
現在の不況は100年に一度と言われていますが、一万年に一度の氷河期よりは珍しくありません。 たかが100年程度のことで右往左往する方がみっともないから、もう少し常識だけではなくマナーも身に付けることです。
マナーと言う響きの裏側には「センスが必要」と言う言葉が隠れているので、これからの時代はセンスがない人が社長になって舵取りをしてはいけないのです。
あなたは志の高さを、どれくらい自分に課していますか?
バタ ヾ(≧∇≦)〃ヾ(≧∇≦)〃バタ
お知らせ:出張の為、ブログの更新は5月6日(水)より再開します。 いつもブログをお読みいただき、本当にありがとうございます。 m(__)m

