
おはようございます。 昨日の午前中に東京より帰ってきて、午後から鑑定を再開しております。 京都~名古屋間は大雪の為、新幹線が徐行運転をしたので約15分遅れで東京へ着きました。 ただし、私としては雪景色が楽しめたので、それもまた良い風情でした。
さて、東京駅に着いて皇居の方へ歩いていくと道路が封鎖されて車が少なく、「えらい静かやなぁ~?」と思いながら皇居の方へ向かうと大勢の人が走っています。 「あっ、今日は東京マラソンの日か?」と気が付きました。
何で私が皇居のそばを歩いているかと言えば、毎月東京出張するようになったので同じ神社に行くのも芸がないと思い、今回は「平将門の首塚」に行ってまいりました。
では、平将門の首塚とは…?
平将門(平將門)は「たいらのまさかど」と読み、平安時代中期の武将です。 通称は相馬小次郎とか滝口小次郎とも言われたようです。
言い伝えによると、平将門の首は平安京まで送られて東の市~都大路で晒されたが、3日目に夜空に舞い上がり故郷に向かって飛んでいって、数カ所にちらばり落ちたと言われます。 昔話にはいくつもの真実があるのですが、この話も多分に洩れず伝承地は数ヶ所あり、いずれの場所も平将門の首塚とされているようです。
その中でも最も著名なのが、「東京都千代田区大手町1―2―1」にある首塚です。 かつてはマウンドと内部に、石室ないし石廓とみられるものがあったので古墳とも考えられるようです。
ただし、首塚そのものは関東大震災によって倒壊してしまい、その後は周辺跡地に旧大蔵省が建てられることとなりました。 その為に石室など、首塚の大規模な発掘調査が行われました。 そして工事が始まったのですが大蔵省を建設中に、その工事関係者や大蔵省職員の相次ぐ不審死が次々と起こり始めて、将門の祟りが大蔵省内で噂されることになりました。
「これではいけない」と噂を打ち消す為(大蔵省内の動揺を押さえる為)に、昭和2年に将門鎮魂碑が建立されて、神田明神の宮司が祭主となって盛大な将門鎮魂祭が執り行われたようです。
この将門鎮魂碑には、日輪寺にある他阿真教上人の直筆の石版から「南無阿弥陀仏」が拓本されました。
この地は東京駅に近く皇居の間近に位置するため、周辺にはオフィスビルが林立しているにもかかわらず、何故か?この一角だけはそれ程広い敷地ではないにも拘らず鬱蒼とした木が茂り、平成の世になった今でも一種異様な雰囲気を醸し出しています。 (その他にも、敷地内に入っていくと、石碑の周囲に置かれる巨大な作り物のガマにびっくりするかも?)
誰かするのかわからないのですが、線香の匂いが絶えることがなく物静かであり、そこに表通りの車の音がする、都市伝説のような場所と言えるのかもしれません。
その他にも祟り伝説のような逸話にこと欠かないようであり、築土神社や神田明神などと同様に昔から東京(江戸)における霊地として、尊崇と畏怖とが入り混じったような崇敬を脈々と受け続けてきました。
この地に対して不敬な行為に及べば、祟りがあるという伝承が出来たのも頷ける話は一杯ありますが、そのことを最も象徴的に表すのが第二次世界大戦後にあったGHQの話です。
その当時、GHQが周辺の区画整理にとって邪魔となる首塚を造成しようとしたのですが、相次ぐ不審な事故があり造成計画を取り止めたという事件です。 また、隣接するビルディングも決して失礼の無いように~首塚に対して見下ろすことのないように、窓は設けられていないと言う話です。
番外編としては、爆笑問題の太田光がTVなどで活躍し始める前に、この首塚にドロップキックをしたことがあるのですが、その後どうなったかと言えば「しばらくの間、まったく仕事が舞い込んでこなかった。」という不遇の時期があったらしいです。 ただし、これは罰当たりもいいところで「お墓や神様に向かってキックする人がいるか!」と言う常識外の問題であり、祟りと言うより当然のことなのかもしれません。
その他の小ネタとしては、過去数十年にわたり地元のボランティア団体が浄財を元に周辺の清掃や整備を行っているのですが、その資金は隣接する三菱東京UFJ銀行に「平将門」名義で口座が開かれていました。 (個人でもなんでもないのに、貯金通帳が作れたと言うのは凄いことです。)
私は東京駅から徒歩で行ったのですが、ぶらぶらと歩きながら周りの景色を眺めているのも悪くないです。 ただし、この首塚は霊験あらたかと言うか、すごく神聖な雰囲気のする場所でした。 私も色々な所にお参りに行っていますが、過去最強の怖さを感じました。 なんと表現したらイイのか? 周りに人がいるのに空気が重たいと言うか、触れてはならない場所と言うか、個人的には一番怖いと思いました。
注:今回の東京出張では、人生初のケンタッキーに行ってきました。 「美味しいぃ~!」と言いたいところですが、初めて食べたので比べるモノがありません。 (ノ◇≦。) ビェーン!!
今日から倉敷事務所にてログを再開しますので、つたない文章ですがよろしくお願い申し上げます。
「素敵なあなたに会えるから、前向きになれる!」 毎日、そういう気持ちで鑑定しております。
ヽ(*^。^*)ノ ワ~イ
さて、東京駅に着いて皇居の方へ歩いていくと道路が封鎖されて車が少なく、「えらい静かやなぁ~?」と思いながら皇居の方へ向かうと大勢の人が走っています。 「あっ、今日は東京マラソンの日か?」と気が付きました。
何で私が皇居のそばを歩いているかと言えば、毎月東京出張するようになったので同じ神社に行くのも芸がないと思い、今回は「平将門の首塚」に行ってまいりました。
では、平将門の首塚とは…?
平将門(平將門)は「たいらのまさかど」と読み、平安時代中期の武将です。 通称は相馬小次郎とか滝口小次郎とも言われたようです。
言い伝えによると、平将門の首は平安京まで送られて東の市~都大路で晒されたが、3日目に夜空に舞い上がり故郷に向かって飛んでいって、数カ所にちらばり落ちたと言われます。 昔話にはいくつもの真実があるのですが、この話も多分に洩れず伝承地は数ヶ所あり、いずれの場所も平将門の首塚とされているようです。
その中でも最も著名なのが、「東京都千代田区大手町1―2―1」にある首塚です。 かつてはマウンドと内部に、石室ないし石廓とみられるものがあったので古墳とも考えられるようです。
ただし、首塚そのものは関東大震災によって倒壊してしまい、その後は周辺跡地に旧大蔵省が建てられることとなりました。 その為に石室など、首塚の大規模な発掘調査が行われました。 そして工事が始まったのですが大蔵省を建設中に、その工事関係者や大蔵省職員の相次ぐ不審死が次々と起こり始めて、将門の祟りが大蔵省内で噂されることになりました。
「これではいけない」と噂を打ち消す為(大蔵省内の動揺を押さえる為)に、昭和2年に将門鎮魂碑が建立されて、神田明神の宮司が祭主となって盛大な将門鎮魂祭が執り行われたようです。
この将門鎮魂碑には、日輪寺にある他阿真教上人の直筆の石版から「南無阿弥陀仏」が拓本されました。
この地は東京駅に近く皇居の間近に位置するため、周辺にはオフィスビルが林立しているにもかかわらず、何故か?この一角だけはそれ程広い敷地ではないにも拘らず鬱蒼とした木が茂り、平成の世になった今でも一種異様な雰囲気を醸し出しています。 (その他にも、敷地内に入っていくと、石碑の周囲に置かれる巨大な作り物のガマにびっくりするかも?)
誰かするのかわからないのですが、線香の匂いが絶えることがなく物静かであり、そこに表通りの車の音がする、都市伝説のような場所と言えるのかもしれません。
その他にも祟り伝説のような逸話にこと欠かないようであり、築土神社や神田明神などと同様に昔から東京(江戸)における霊地として、尊崇と畏怖とが入り混じったような崇敬を脈々と受け続けてきました。
この地に対して不敬な行為に及べば、祟りがあるという伝承が出来たのも頷ける話は一杯ありますが、そのことを最も象徴的に表すのが第二次世界大戦後にあったGHQの話です。
その当時、GHQが周辺の区画整理にとって邪魔となる首塚を造成しようとしたのですが、相次ぐ不審な事故があり造成計画を取り止めたという事件です。 また、隣接するビルディングも決して失礼の無いように~首塚に対して見下ろすことのないように、窓は設けられていないと言う話です。
番外編としては、爆笑問題の太田光がTVなどで活躍し始める前に、この首塚にドロップキックをしたことがあるのですが、その後どうなったかと言えば「しばらくの間、まったく仕事が舞い込んでこなかった。」という不遇の時期があったらしいです。 ただし、これは罰当たりもいいところで「お墓や神様に向かってキックする人がいるか!」と言う常識外の問題であり、祟りと言うより当然のことなのかもしれません。
その他の小ネタとしては、過去数十年にわたり地元のボランティア団体が浄財を元に周辺の清掃や整備を行っているのですが、その資金は隣接する三菱東京UFJ銀行に「平将門」名義で口座が開かれていました。 (個人でもなんでもないのに、貯金通帳が作れたと言うのは凄いことです。)
私は東京駅から徒歩で行ったのですが、ぶらぶらと歩きながら周りの景色を眺めているのも悪くないです。 ただし、この首塚は霊験あらたかと言うか、すごく神聖な雰囲気のする場所でした。 私も色々な所にお参りに行っていますが、過去最強の怖さを感じました。 なんと表現したらイイのか? 周りに人がいるのに空気が重たいと言うか、触れてはならない場所と言うか、個人的には一番怖いと思いました。
注:今回の東京出張では、人生初のケンタッキーに行ってきました。 「美味しいぃ~!」と言いたいところですが、初めて食べたので比べるモノがありません。 (ノ◇≦。) ビェーン!!
今日から倉敷事務所にてログを再開しますので、つたない文章ですがよろしくお願い申し上げます。
「素敵なあなたに会えるから、前向きになれる!」 毎日、そういう気持ちで鑑定しております。
ヽ(*^。^*)ノ ワ~イ

